旧遊廓・赤線跡紀行の第一人者である木村聡氏の代表作『赤線跡を歩く』(自由国民社)三部作を再構成して一冊に纏める集大成的作品。北海道から九州まで掲載する地区は百カ所。オールカラーです! 単なる三冊合本という企画ではなく、赤 […]
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江戸っ子侍(柴田錬三郎)
時は天保の江戸。無頼で勘当された旗本次男坊・浅形新一郎は、誕生日の夜に出会った大泥棒・吉兵衛から、伝奏屋敷に囚われた娘を救い出すよう頼まれる。引きうけた! 敵は公儀庭番をも味方につける大商人。救出劇は剣豪、美女、すり、元 […]
続きを読む一夢庵風流記(隆 慶一郎)
今知ったところです、花の慶次の原作だったと。 死ぬも生きるも運まかせ。たった一騎で戦場に斬り込み、朱柄の槍を振り回す―。戦国時代末期、無類のいくさ人として、また、茶の湯を好む風流人として、何よりもまた「天下のかぶき者」と […]
続きを読む別冊ele-king じゃがたら – おまえはおまえの踊りをおどれ
「本書内容に一部、誤りがございました。」っていうのでそのPDFを見ましたら、最後にすごいのがあったんだけどその前のが 誤 【はっぴいえど】正 【はっぴいえんど】 っていうので、すごい感動してしまったんですよ。 アケミさん […]
続きを読む下山手ドレス別室 3(西村しのぶ)
西村しのぶのこだわり生活、5年ぶりの第3弾! ますます高まるバラ・ガーデニング熱、ファッション、シューズ、旅行、だしみそ鍋、箱買いトマト…西村しのぶのオシャレで愉快な日常エッセイ! バラとクリスマスローズについてばっかり […]
続きを読む昭和悪女伝(半村良)
特殊慰安施設協会(RAA)――太平洋戦争直後、進駐軍兵士の性の処理のため作られた施設である。日本女性の貞操を守る、という理由で、ダンサーや事務員の名目を使い若い女性を募集した。華やかな銀座のクラブのマダムたちにも、この施 […]
続きを読む日本の「アジール」を訪ねて: 漂泊民の居場所(筒井功)
どこに住み、暮らしたのか。戦後まだ、いたるところで、乞食、サンカ、病者、芸能民、被差別民などの漂泊放浪民が移動生活をおこなっていた。かれらが、社会制度をはなれ、生活のよすがとした洞窟などの拠点「アジール」を全国に訪ね、そ […]
続きを読む赤坂檜町テキサスハウス(永六輔・大竹省二)
まだ焼け跡が残る時代、東京・檜町にテキサスハウスと呼ばれるアパートがあった。そこには写真家の大竹省二はじめ女優の草笛光子、ジャズ歌手の笈田敏夫など戦後の芸能史を飾った錚々たる顔ぶれが住んでいた。当時、放送界で仕事を始めた […]
続きを読む村の奇譚 里の遺風(筒井功)
怪談より怖ろしいものやこと。こんな怖ろしいものや出来事、習俗の名残り、跡かたがまだ日本各地にいろいろ残っている。生涯を民俗の探索・研究についやす著者が、その折々に見聞き体験した「奇譚」を、ここに選りすぐって全十三話紹介す […]
続きを読む忘れられた日本の村(筒井功)
著者の著作を集中的に読もうと画策しているところですが、実際問題時間がとれず遅読状態。 狩猟とアイヌ語のマタギ村、出雲の阿国の「綾子舞い」を伝える北陸の芸能村、天皇の即位に麻の礼服を貢納し続ける山奥の村…限界集落など、長い […]
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