Young, Tough And Terrible (Lost Generation, The)

もともとは 1st の The Sly, Slick And The Wicked (1970) を聴いて、なんか・・・アルバムジャケットの割りには地味?っていう失礼な感想をもってそのままだったんですけれども、こういうのをシカゴ・ソウルっていうんだったらそうなのかぁって思ったまま「2nd のほうがメロウだ」っていう情報を聞きつけ、あぁ・・・地味っていうんじゃなくてメロウって解釈するのかって思った瞬間に私は悟ってしまい(更には 1st の 2 曲目が誰の曲かもわかってしまい、結局はアルバムジャケットにひきずられていただけなのかとも反省しつつ)、1st から 2 年後の 2nd である Young, Tough And Terrible を聴いたのでありました。

メロウはメロウでいいとして、1st にはまだ明るさというか若々しさがあるにも関わらず、2 年後の 2nd ではそれすら希薄になってしまい、かえって心配しちゃうくらいなんですが、ぶっちゃけ 1st と 2nd をまぜこぜにしてシャッフルで聴くと何の違和感もなくなるもんだから不思議。 と申しますか Lost Generation の場合、こういう(アルバム両方とも併せる)聴き方がとてもいいと思います。 オリジナルアルバムで言えば 2 枚で 1 時間ちょっとなのだもの。 派手さがなくて抑え気味なアレンジが続くので、睡眠導入剤としても適していますし。

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