Please Rewind (Moonchild)

それにしても「毒のないエリカ・バドゥ」というのは的を射ている。 「毒のないエリカ・バドゥ」という先入観で聴くのか、それとも聴き終わってから感じるのかで違うのかもしれませんけれども、私が後者であったのと同様に、前者では若干の違和感があるかも。

ジャンルで言えばネオソウルになるのだそうで、そう言われればそう。 かなり逸脱しているのではないかと問われればそれもそう。 だんだんにエレクトロニカになっていくような気がするのの他に、私は曲中にラップが入ると条件反射的に身構えてしまうこともあって、1st(2012 年リリース)と、去年リリースされた 5th に関してはなんとも言えません。 よって 2nd, 3rd, 4th それぞれが、リリースの順に好みだと申し上げます。 特に最初のインパクトと言う意味で、どれか1枚と言われれば迷うことなく 2nd となります。

私個人の感想を言うならば、「意表を突くエリカ・バドゥ」でしょうか。

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