it’s all meat (it’s all meat)

it’s all meat というカナダのバンドの唯一作(1970 年リリース)で、CD再発にあたっては未発表曲やデモのほか、なぜかアルバム未収録のデビューシングル「Feel It」が収録されている・・・なぜか先頭に。

基本的にはオルガンが印象的なドアーズ風サイケであったり、ストーンズっぽいブルージーな、でもどうしてもガレージさが忘れられずに(いい意味で)荒れてしまうプレパンクさを露呈してしまうという、いかにも 1970 年らしい1枚なのですけれども、どうしたって前述の「Feel It」にとどめを刺すんですよね。

この CD 的には、1曲めがアルバム未収録の 1st EP で、2曲めがオリジナルアルバムでいうところの1曲めである 2nd EP が並んでいるんですけど、続けて聴いてみると案外に楽さがあったりで、果たしてしょっぱなに Feel It を入れてよかったのかちょっと悩みます。

そうそう、The Litter ね、近いですよね。 っていうか Litter が早すぎたんじゃないかっていう話もありまして。

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