パレイド

下諏訪の正午の庭さんにて購入。 正午の庭さんはもう・・・こっちにしては濃~すぎる品揃えですので、お近くのみなさんはお友達をお誘い合わせの上で押しかけてみてくださいね。 んで、正午の庭さんで買えやって話です。 そうじゃなければアマゾンで買えって話ですよ。

ボルテイジ・レコードってどっかで聞いたことがあるなぁって思ってたら、キノコホテルの音源を出していたところなんですね。 私、最近のこっち系(どっち系もですけど)に疎いのであれでした。 買ってみて「へー!」って思った次第。

このパレイドは2ndで、なんと特典ディスクがついていたりなんかして、それはそれは嬉しいところなんではあります。 本編がとてもいいので1stも注文しちゃったくらいなんですけど、やはり一押しはこの2nd。 ソフト・ガレージ・サイケとのことで、確かにそうだ言い得て妙。 聴いてみてソートしなおすと、サイケ・ソフト・ガレージって感じでした。 なんつったってサイケ。 でもぐっちゃんぐっちゃんのサイケじゃなくて、ポップな空気に満ち満ちているソフトロックの要素もじゅうぶん色濃い、でもガレージ色がないわけではないぜ。 しかもボーカルが妙に耳に残るぜ。 と。

一聴だけでは(昔の)B級GSサイケの様相を呈しているように感じてしまいがちですが、いやいや奥さん聞いてください聴いてください聴きこんでくださいって。 昔のサイケの美味しいところどりをしちゃってくれちゃってからに(©広川太一郎)、本格派なんですって。 変なオリジナルB級サイケのCDを買って後悔しちゃうくらいなら、パレイドを2枚買えってゆってんですよ。

ちなみに私は「赤い風船」がお気に入り。 でも「サマーキャンプ」のPVがYouTubeで公開されておりますんで、これみよがしに貼り付けておくからな!いいな!

キノコホテル、シャロウズ。止まる所を知らないボルテイジ・レコードより噂のアンダーグラウンドグループ “ホワイト・モールズ” リリース!!

『White Molesとは?
謎のアンダーグラウンド・グループとしてマニアの間では既に噂となっている4人組であり、山口県や福岡で密かに活動を続ける若者たちだが、その全貌は明らかにはなっていない。セカンド・アルバムとなる本作を、善良なる音楽ファンが聴けば、快感と混乱が同時に脳内に溢れ出すことだろう。ガレージ、サイケデリック、ノーウェーブはたまたソフトロック、GS、URC、ノイズ……。こんなキーワードが頭に浮かんでくるが、そのどれもがしっくりとはこないと思う。上に挙げたキーワードをバラバラに分解し再構築する中で、それらの音楽を記号でなく感覚で体現し、強烈なオリジナリティーをもって昇華したバンドなのである。本作『パレイド』はWhite Molesの魅力を全て注ぎ込んだ名盤と言えるだろう。これを聴かずに現代のアンダーグラウンド・ロックは語れない。(福田二郎)』

【日本初のサイケデリックディスクガイド本”PSYCHEDELIC MOODS”の執筆でもおなじみの墓場戯太郎氏による解説文、また、ヒロシNa、松石ゲル、山本聖、森真二、新道文宜、林田恭孝等のアーティスト陣、本秀康や後藤友香などのイラストレーター、さらにはお店の店長などによる豪華ゲストによる推薦文も歌詞カードに掲載!!】

「このオルガンサウンド、このコーラスワーク、このサウンドエフェクト…まさに正調68年製ソフト・サイケデリア!!でも歌詞や歌メロは今様。なんで大人から子供まで楽しめますね、コレは。それにしても思い切ったボーカルエコーだなぁ。」
(ザ・シロップ/松石ゲル)

「これは近年稀にみるモノホンのサイケデリック・ミュージックです」
(イラストレーター・漫画家/本秀康)

「気が付くと、その世界の中に引きずり込まれていた。そこは歪さと美しさの混在する音の世界。それにしてもなんて気持ちのいい世界だろう。その名はホワイト・モールズ。最初の三秒で好きになりました。」
(ミラーボールズ/森真二)