しんぐるこれくしょん (いしだあゆみ)

よくよく考えてみたら、シングル集にアルバムを1枚分突っ込むという体裁は些か乱暴ではあります。 乱暴ですよー。

ですがしかし、そのアルバムっていうのが「アワー・コネクション」だっていうから話は別です。 だって「アワー・コネクション」ですよ。 ティンパン・アレイがバックを務めているっていう、細野晴臣の作曲・編曲が沢山入ってるっていう。 薄気味悪い事に捨て曲がないんですよこれ。 細野晴臣のベースも素敵だぁ。 確かにこれは名盤かも。

ですがしかし、いしだあゆみはシングル曲もいいんですよね。

っていうか、いしだあゆみがいいんですよね。 ブルー・ライト・ヨコハマなんて曲は名曲でありますけれど、あの歌い方が、アンニュイといいますか、ちょっと栄養が足りなんじゃないかっていいますか、万年寝不足っていいますか、ともあれ疲れ「ちゃってる」ボーカルがね、聞き心地がいいんです。 癒し系っていうんですか? ボーカルは疲れちゃってますけどさ。 素人っぽいところもいいんだよなぁ。 ともあれあのボーカルがCD2枚分たっぷりぷりぷり聴けちゃうんです。 だもんでお買い得だろって話なんです。

べた褒めしちゃってるけどw

いしだあゆみは、1964年ビクターから歌手デビュー。どちらかというとタレントとしての活動がメインでしたが、歌手に専念するため1968年コロムビアに移籍。橋本淳・筒美京平コンビを起用し、6月に発売された移籍第1弾「太陽は泣いている」がスマッシュヒット。同年12月発売の「ブルー・ライト・ヨコハマ」は100万枚を超える大ヒットなり「”歌手”いしだあゆみ」のイメージを確立しました。その後コロムビアには1980年まで約12年間在籍し、31枚のシングルと約10種のアルバム(ベスト盤除く)をリリースしています。現在は”女優”としてのイメージが強いですが、NHK紅白歌合戦にも10回出場するなど”歌手”としての充分な実績も残しています。
「いしだあゆみ・しんぐるこれくしょん」にはコロムビア在籍時に発売された全シングルのA面曲を発売日順に収録します。また2002年9月発売の6枚組BOX「いしだあゆみ・これくしょん」には未収録だった名盤「アワー・コネクション」の作品や、アルファから発売された「赤いギヤマン/波になって」も収録予定です。