猫見酒 大江戸落語百景 (風野真知雄)

乙な酒盛りを求め、馬次たち呑ン兵衛4人が始めたのは猫見酒。彼らは徳利を手に、黒猫の後を追う。やがて、猫の集会に参加することになった馬次だが、いつしか黒猫が花魁に見えはじめ、一緒に暮らすと言い張るが…。表題作はじめ、軽妙洒脱な著者オリジナル落語小説全十席。

・・・10/7発刊だったのか。 もう2ヶ月も経ってやっとこさの読了。

正直、ピンと来なかったです。 風野真知雄ってこういう作風だったっけ?という位に。 どうも前の現代劇位から私の好みからは外れてしまったのかも知れないですね。

なんてな感じだったんで、読み終わるのに時間がかかっちゃった。 他の本を読んでたりとかしてて。 こう、読んでてわくわくしないんですよね。 これって落語ではないと思うんですけど、フォーマット的にはどうも落語らしい。 でもよくわかんないサゲで、最後の苦労寿司なんて、途中まですごく面白かったのに、サゲがどうにもわかんない。 思わず「苦労寿司」でググってしまった程。

風野真知雄の新刊を買うのは控えようと思ったのでありました。