Curtis Mayfield というと(私自身の)大昔であれば Roots (1971) であったり Super Fly (1972) であったりを猛烈に推すところだったんですが、ここのところはだんだんに好みが変わってきて、Sweet Exorcist (1974) あたりからのタイム感がすごいなぁって思うようになり、There’s No Place Like America Today (1975) がなにゆえに最高傑作だと言われるのかがわかってきました。
なにしろ大御所 Curtis Mayfield ですんで、このブログでどうこう言ってても仕方もないことなんですが、また、この作品においては特にジャケットや歌詞の内容に関してはちょっとすいませんわかりませんって正直申し上げるところでもありますが、演奏はなにしろこれが一番すごい。 格好いいとかじゃなくて「すごい」。 このリズム隊は一体どうなっているんだっていうくらいにタイム感がすごく、リズムに引き込まれるというのは久しぶりの感覚でもあります。 派手さはないけど、逆に派手さがなくてよかったなぁってつくづく感じるところであります。