Tennent – Morrison (Tennent – Morrison)

アマゾンの商品説明の冒頭が「?」なんだけど、いやなんか・・・まぁそれはいいや。

本作のリリースであった 1972 年の翌年、なぜか Joe Soap 名義で Keep It Clean がリリースされるのでして、相互関係が今ひとつ不明な今日このごろなのはどういうことかと思いますと、そのアマゾンの商品説明もそうですし、Discogs でも Joe Soap と Tennent – Morrison が素直にリンクされていないんですよ。 ここに何かしら意図するものがあるのなら教えて欲しい。

Joe Soap で電気化されたのに比べ、こちらは随分にアコースティックなセットで私はこちらのほうが好き。 英国スワンプということでアメリカへの憧憬が云々言われていますけど、またこれは前にも書きましたが David Morrison はアメリカ人なんで、そういう・・・ややこしいですけど・・・アメリカ人がイギリスに渡ってそっちのミュージシャンとアメリカへの憧憬を持ちつつ英国スワンプのアルバムをこさえた、ということなのでしょうか。 LP での再発がなされずに Big Pink(毎度お世話になります!)の CD 化によってやっと一般にも降り落ちてきた、とのことで、たいへんに嬉しいことであります。

私は For in the Future って曲が好き。

ロジャー・モリスやアーニー・グレアムと並び称される英国SSW系フォーク・ロックの名作として長らくCD化が待たれていた2作、テネント&モリソンのファースト『テネント-モリソン』(1972年)とその2人を中心とする6人組ジョー・ソープの唯一のアルバム『ジョー・ソープ』(1973年)。待望の初オフィシャル紙ジャケCD化が実現!

■人知れず72年にリリースされた英国フォーク・ロックの名作。ジョン・テネント(ヴォーカル、ギター)とデイヴ・モリソン(ボトルネック、ヴォーカル)からなるSSWデュオ<テネント-モリソン>のデビュー・アルバム。
■2人をバックアップするのは英国ロックお馴染みのセッション・ミュージシャンたち――ロニー・リーヒ(キーボード、元ストーン・ザ・クローズ~ザ・デュークス)、ブライアン・オジャーズ(ベース、元スウィート・サーズデイ)、ハービー・フラワーズ(ベース、元ブルー・ミンク)、クレム・カッティーニ(ドラムス、元ジョニー・キッズ&ザ・パイレーツ)、コリン・アレン(ドラムス、元ズート・マネーズ・ビッグ・ロール・バンド~ストーン・ザ・クローズ)、ジミー・マカロック(ギター、元サンダークラップ・ニューマン~ストーン・ザ・クローズ~ウィングス)、ロジャー・マッキュー(元ニール・イネス&ザ・ワールド)。さらにストリングス&ブラス・アレンジは、ビートルズ(「ロング・アンド・ワインディング・ロード」)や初期ジェイムズ・テイラーなどで知られるリチャード・ヒューソンが担当。
■ザ・バンドに代表されるウッドストック派のルーツ・ロック・サウンドをお手本に、英国のロック・アーティストが創り上げたアルバムとして、ロジャー・モリスの『ロジャー・モリス』(72年)やアーニー・グレアムの『アーニー・グレアム』(71年)と並び称される傑作。LP時代にも再発されることのなかった激レア・アイテムであり、オリジナル盤を探し求めるファンは後を絶たなかった。ヒプノシスらしくないダウン・トゥ・アースなジャケット写真もマニア心をくすぐる一枚

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