Blame It On The Night (Robert Byrne)

私にとって Robert Byrne とは、Muscle Shoals うんぬんだったりその後のチャート入りするようなヒット曲を提供する作曲家だったりではなく、Byrne & Barnes の片割れ。 Byrne & Barnes の後に Rick Bowles という人と共同で 1985 年にアルバムを出しまして、片割れ業と申しますか片棒をかつぐのが好きな人なのかな?っていう話ではあるんですけど、いかにも 1985 年のサウンドで、そういった面から見ても、この 1979 年のリリースされたソロとしては唯一作であり、これに味をしめて Byrne & Barnes に向かうきっかけとなった(かどうかは正直知らない)重要な作品を私は好んで聴きます。

徹頭徹尾という言葉がありますけど、このアルバムは徹頭徹尾 AOR といったところ。 どこを切っても AOR な金太郎飴状態。 惜しむらくは Robert Byrne さん、2005 年に亡くなられていたとのことで、意外なくらいの早逝っぷりが全然 AOR っぽくなくて不思議な感覚であります。

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