Martha High (Martha High)

JB そして Maceo と渡り歩いたソウルの女王 Martha High のソロ 1 作目は 1979 年のリリースで、聴くために CD をケースから出してなんてことをしなくなった今日このごろ、改めてクレジットをまじまじと眺めて驚いた。 プロデュースが JB なのはいいとしても、リリース元が Sausoul なのだ。 ずっと知らないでいたはずもなく、私が持っているのだって 10 年くらい前に「快挙だ!」って狂喜乱舞した Saulsoul のごっちゃり CD 化のうちの 1 枚なわけで。

ここのところ(といっても 10 年とかもっとだけど)リリースが立て続けになっている Martha High の他のアルバムも決して悪くないんですけど、ここにきてどうして最初のアルバムを好んで聴くのか。 それは実は Salsoul からのリリースだからっていうのは前述のとおりで、ディスコはディスコでもあからさまにアッパーでハッピーなサウンドは、プロデュースが誰とかそういう問題じゃないんですよね。 聴けば「あ!」ってなっちゃう。 「サルソウルじゃないですよー」って言われてもへっちゃらで「いや、っぽいんですよね!」ってゴリ押しできちゃうんだもの。

それと、特に好んで聴くのが Don’t Ask My Neighbors で、元が 1977 年リリースの Emotions だったというのも今回初めて知ったところ。 曲数は少なめですけど、どれも Salsoul の濃ゆいところが満ち溢れていますので、お友達をお誘いの上、ぜひどうぞ。

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