Dreamer Of Life (Greg Yoder)

CD 化されていて何をか言わんやではありますけれども、オリジナルのリリースである 1976 年より、CD化される 2011 までの 35 年間に、いったい「何がなかったのか」が知りたくてしょうがない。 何がなくて、なさすぎて幻の名盤として蒸留されてきたのか、なにしろ知りたくてしょうがない。

(音楽)活動の拠点をハワイに移して満を持してのリリースということでバックのミュージシャンが豪華なそうですけれども、残念ながら唯一作になった今、想起されるのが「カタギになるので卒業記念のレコーディング」じゃないかっていう。 こんなに質の高いアコースティックサウンドがもし仮に奇跡的に生み出されたものではないのであるならば、どこかに浮世を達観したものがあるのじゃないかと思うんですよね。

ジャック・ジョンソンなどに代表されるサーフ・ミュージックのルーツの一つがここにある!!グレッグ・ヨダーの幻の名盤が遂に再発。スティーヴィー・ワンダーの「Golden Lady」、ケニー・ランキンの究極カヴァー「Haven’t We Met」他を収録。(オリジナル・リリース:1976年)
サンフランシスコのベイエリアで生まれ、SABAというバンドでギターやドラムを務め数多くのライブ活動を行った後、1974年にバンドを脱退、活動の拠点をハワイに移した。そして1976年に本盤をリリース。ギターのジョン・ラポーサやパーカションのクリード・フェレナンデス、ピアノにデニス・グレー、そしてドラムのトラヴィス・フェートンなどなど豪華な面々が参加した本作はハワイアンのレア盤の最重要作のひとつとなった。

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