Here I Am (Sharon Bryant)

ストリーミングで検索しても引っかからない。 アマゾンでは中古が(ディスクユニオンから)送料込みで 730 円とかになってる(8/23 現在)。 後年まったく評価されなくなったアルバムなのかこれ・・・って悲しくなってしまう、Atrantic Starr の初代ボーカリスト Sharon Bryant のソロ唯一作(1989 年リリース)。

作曲に関わっているとはいえ、リリース年からしても「いかにも」なサウンドプロダクションで、キラキラしすぎるシンセや、やたらと音数の多いキックがプログラムされた感たっぷり。 それでもだいぶには洗練されてきたようにも向けられ、今聴いても古臭く・・・まぁ多少はそうだけど・・・なくてスタンダードっぷりを見せつけています。

通して聴いてみて、あれ?って思ってもう一回聴き直して・・・っていうのを何度も何度もやってしまい、延々と聴く羽目に陥ったものではありますけれども、不思議なことに、というか単にこういうサウンドに対して一時的に免疫がついたのか、無理なく聴いている自分に気づいて苦笑するところですが、決して悪くはないんですよね内容的にも。

90 年代を間近にし、行き遅れた感があったのかもしれないなぁ。 惜しい一枚であります。

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