Go Deh Wid Riddim (Sly & The Revolutionaries)

前回 Revolutionaries のネタが上がったんで今日は Revolutionaries であります。 とはいえ Revolutionaries となるとゲバラのジャケットのやつ(「Revolutionary Sounds」1976 年)がやたらに有名で、あとは絶対に CD 化されないであろうダブものというのが私のチョイスなのではありますが、ここでは目先を変えて Revolutionaries の首謀者である Sly Dunbar が自身の名前を出してリリースされた・・・リーダー作っていうの?・・・ 1977 年のこれを。 ちなみに前年 Revolutionary Sounds が売れたおかげで制作されたとかなんとかなんですが、Revolutionaries ってば The のあるなしや Revolutionaire ってなったり今回みたいに Sly Dunbar のリーダー作になってみたりと結構複雑。 きっと本人たちは全く気にしていないとは思いますが。

Sly 名義の作品は他に Black Ash Dub っていう 1980 年に Trojan からリリースされた作品もあるんですけど、これ、曲名がちょっとアレすぎて、大手を振って「聴いてくださいー」とは言いづらい。 なので CD 化されていない Go Deh Wid Riddim となるんですが、ストリーミングでも全然扱われていないみたいで不幸の子。 個人的には一番に Sly Dunbar らしいドラムだと思うんだけどなぁ。 ちなみにベースは Revolutionaries のもうひとりの首謀者だった “Ranchie” McLean と、もうここで登場してきたか!な、後の相棒 Robbie Shakespeare が担当しています(Robbie さんはリズムギターも弾いているそう)。 よってなから Sly & Robbie って言っちゃってもいいですよこれ!ねぇ?