Gudang Garam (Musikgruppen Radiomöbel)

スウェーデンのバンドらしい。 スウェーデンの言葉は相変わらずわかんないんだけど、Möbel とは家具とのことなんで、「家具調ラジオ」くらいの意味なんだろうバンド名は。 Musikgruppen は「音楽グループ」くらいなもんなんでなくてもいい話だけどジャケットにそう書いてあるんで。 要は Radiomöbel というバンドだし、1975年にリリースされたヘンテコなサイケである 1st では単に Radiomöbel とクレジットされている。

それにしてもこの紛らわしいアルバム名はどうしたことだろう。 よくよく見ると私がまだ喫煙者だったころにこよなく愛した銘柄だったりで、どうしてこれがスウェーデンのバンドのアルバムのタイトルになるんだろうっていう話で。

バンドは1970年代に2枚のアルバムを自主制作で発表し、解散したそうですけどアウトテイク集的なのがストリーミング配信されていたりでよくわからんちん。 それでもあまりに未成熟であったよくわからんサイケな 1st にくらべ、その3年後の1978年にリリースされたこちらの 2nd はシンフォっぽさも兼ね備えたユーロロックに発展を遂げているのがうれしい。 自主制作なのもさもあらんという演奏能力ではありますけど、ちょっと味わいがあって逆にいいんですよね。 線の細い女性ボーカルなんて天井桟敷のサントラか!と思わせたりなんかして。