ドラゴンへの道

ブルース・リーが製作・監督・脚本・音楽監修・武術指導・主演の6役をこなしたアクション。マフィアに立ち退きを迫られている中華料理店の娘を助けるため、ローマにやって来た青年、トン・ロンと、マフィアの戦いを描く。“ハッピー・ザ・ベスト!”。

これまでに観なかった作品が、ブルース・リーと小津安二郎だったのですけど、今年は観ようかなぁって思って。 そう思ったのが(小津安二郎は後付けだけど)ブルース・リーのこの作品を観たから。

こう、ブルース・リーの印象として、あんまり喋らず笑わず暗い感じで、彼を反面教師としてジャッキー・チェンがいるのだと勝手に、ほんとに勝手に思い込んでいたんですよね。

ところがこれを観てみましたら、全然違うじゃないのさ。

ストーリーは呆れるくらいなもんですし、これはどう見ても書割だろーっていうところはあるし、そういう部分だけ見てしまうと不幸になってしまうんですけど、ブルース・リーのチャーミングさに驚いてしまい、それどこじゃなくなるんですよ。 ぎゃ・・・ギャグやってる、みたいな。

それと、これ目当てだったんですけどもぅ・・・ノラ・ミャオさん。 ちょっとこれはちょっとこれはですよ。 か、かわいい。 ****さんと比べちゃダメだ。 ダメだぁ。

基本的には私はカンフー映画は、好きですけどカンフーそのものにはあんまり興味が無いので、肝心のアクションシーンとか「ふーん」って感じで流してしまうのですが、これはなかなかに緊迫感があったです。 セットが稚拙なので、セットが稚拙なの大好き人間な私にはどっちに注視すればいいのか悩んでしまうところではあったんですけど、大丈夫、2回観ようやって話で。

ちょっとブルース・リーに興味出てきた。