らも 中島らもとの三十五年

『今夜、すべてのバーで』『ガダラの豚』『明るい悩み相談室』『アマニタ・パンセリナ』と、話題作を次々と発表した作家の素顔とは。二〇〇四年七月二十六日、泥酔して階段から転落、五十二歳で急逝した中島らも。作家、ミュージシャン、役者、多彩な顔をもつ天才と半生をともに生きたベスト・パートナーが語る、不世出の異才のすべて。

わかぎゑふとの確執が。 確執(笑)が(笑)。

思えば生きていれば中島らもも今年で還暦で、中島らもの還暦を目の当たりにしなくてよかったのか悪かったのかよかったんだろうなぁって話ですけど、あれから8年経ち、私自身は何が変わったんだろうと身の回りを見たら、取り敢えず息子がいたり、住んでるところが違ったり、確実に変化っていうのはしているんだなぁって、当たり前すぎて死んだほうがいいんじゃないかって言われそうな感想しか出てこず、いやはやおもさげねぇ。

こういう芸能本っていうものに何を求めるのだろうという基本的な思いがありつつも、好きな作家に近い人の本であればって事で読むんですけど、あのー・・・これは対談形式にしたほうがよかったんじゃないかなぁって思ったんですよねー。