昼間から呑む

彼女にフラれ、傷心のヒョクチンを慰める飲み会。酒が進むほどに場は盛り上がり、明日、皆で旅に出ようということになる。しかし翌日、待ち合わせ場所にやってきたのはヒョクチン一人だけ。途方に暮れるヒョクチンだったが、後から合流するという友人の言葉を信じ、一人目的地へと向かう。しかし、宿の主人は友人の知り合いのはずなのにものすごく感じが悪い。納得いかない気持ちのまま部屋で一人酒を呑み、翌朝ほうほうの態で宿を後にする。停留所でバスを待っていると、昨日の宿で隣室に宿泊していた若い女性がやってきて、タバコをねだったかと思うと突然「お酒をおごって」と、誘惑に満ちたポーズ。ヒョクチンの心は大いに揺れ始める・・・。

驚くほどの低予算映画らしいのですけれど、あ、それと、このご時世に韓国映画っていうのもアレですけどすいませんけど、もとい、低予算映画らしいのですが、これがなかなか面白い映画なんですよ。 広角気味に撮った時に画面の両端がぼんやりしちゃうのは、そういうカメラ店だからなんだろうねぇ。

脚本がいいんだろう。 おーちゃんと考えられてるなぁって。 面白い映画なんで、みなさんに観て欲しいんで、あんまり細かいことは言えなくて残念なれど、話のどんでん返しがね、ちょっとした事なんだけどね、ありまして、思わず笑ってしまうんですよ。

それにしても主人公が優柔不断で優柔不断で。 バスのおばさんのシーンとかねぇ・・・これが後々効いてくるんだけど、ともあれなにはともあれ、主人公のキャラがこうだから、この映画は成り立ってるんですよね。

昼間から呑む、というタイトルですけど、アル中映画ではありませんからな。 ひとつよしなに。

追記:このエントリーはiPad+任天堂キーボードの組み合わせで書きました