Collection Blue (手嶌 葵)

・・・この歌声は聴いたことがあるけど誰か知らなかった、という、メジャーシーンに対して当方が頻繁に起こしがちなパターンではありましたけど、先日、というか先月の末にテレビの「みんなのうた」を息子を見ておりましたら、エレファンだかセロファンだかいうすごい曲がかかりまして、私も息子も固まってしまったのでありました。

しかも息子は、その映像や(多少出来る)歌詞の聞き取りより、このお母さん象は撃たれるんだかなんだかで死んでしまうんだと、お母さん象は死ぬと、おかあさんは死ぬと、妄想を十二分にエスカレートさせてしまい、とうとうトラウマになってしまったのであった!いや、ありました(いつもの口調に戻る)

それから息子はこの曲を聴きたがらなくなってしまったのでありますけど、じゃぁそれが誰なの歌手誰なの?って話になりますと、すぐさま妻が教えてくれたのではありましたよ? 手塚葵というそうな。

「いうそうな」程度の認識ですよ、私なんざ。

でもねこれ、このコレクションってんですか?メモリアルな1枚なんですか?要するにベストなんでしょうけど、意外や意外に知ってる曲が案外あるんです。 あらまぁこの人有名なのねぇって。 あらヤですよ奥さん、手塚葵のコレクションブルーって聴きましたザマスか?っていう話ですよ。 息子よちょっとここにきて座りなさい、父さんの話を聞く前に手塚葵のコレクションブルーを通して聴きなさいって話ですよ。

違うかも知れないけど。

2006年スタジオジブリ映画「ゲド戦記」の主題歌・挿入歌で鮮烈なデビュー。あれから5年。実力派シンガーとして歩んできた手嶌 葵の“これまで”と“これから”を綴るメモリアルな1枚。

デビュー作「テルーの唄」はアニメーション映画。そして続くセカンドシングル「奇跡の星」はドキュメンタリー映画。サードシングルとなる「虹」は人気小説「西の魔女が死んだ」を映画化した実写フィルム。映画とは不思議な縁があり、気付けば映画に導かれるように、数々の主題歌をこなして来た。そんな彼女のヒストリーとなる名曲に加え、「この道」や「流星」などCMとして採用されてきた数々の人気曲やiTunesチャート1位を記録した菅野よう子とのコラボレーション曲「Because」などを交え、アルバムとして作品化。多くのCD初収録曲に加え、この秋オンエアスタートとなったNHK「みんなのうた」10-11月新曲の「エレファン」も収録。そしてもちろん、彼女を語る上で欠かすことの出来ないスタンダードナンバー「The Rose」も収録。聴きどころ満載のコレクションアルバム。