今度は愛妻家

薬師丸ひろ子の神が降臨しっぱなしなので観た訳ですけど、最初から「これは知ってる?」って気がしてまして。

かつて売れっ子カメラマンだったが、今はプータロー同然の生活を送る俊介。そんな夫に文句を言いながらも世話を焼いている、健康マニアの妻さくら。ある日俊介は、さくらに半ば強引に子作りのための沖縄旅行へ連れて行かれる。しかしその日を境に、二人に微妙な変化が訪れる。出演は豊川悦司、薬師丸ひろ子ほか。行定勲監督が贈る切ない大人のラブストーリー。

観始めましたらどうもストーリーと申しますか登場人物のキャラに見覚えがありまして。 そうそう、これ、芝居で観たことがあったんですよね。

だもんで結末までだいたい覚えてる・・・

んですけど、これ、なかなかいいストーリーなんですよ。 観返す価値ってぇのはありますよ。 薬師丸ひろ子が主演ですしね。 主演ですし!

ただこの映画は豊川悦司が主人公なんですよねぇ。 私、ちょっとこの人の演技が苦手で・・・でも目を背けてたら薬師丸ひろ子が見られないし・・・ってな葛藤があったりなかったりでした。

それにしてもこの映画のキモは、(前に観た芝居もそうだったですけど)オカマの文太ですよね。 なんでオカマの人がこの主人公の家に出入りしてんだろう、って今回も思っちゃったですけど、そうそう、そういう関係だったんですよ! これは今回も驚いちゃった。 新鮮に驚いちゃって・・・そんな自分が嫌いじゃないっす。