マリアンヌの恍惚

キノコホテルの黒幕は誰なんだろう・・・

近未来的大衆音楽!女心問答無用!集団中毒必 至!
大きく進化&深化したキノコホテル、
悶絶の大傑作フルアルバム『マリアンヌの恍惚』!

最早キノコホテルという「芸」の達した感があり、「キノコホテルみたいになりたくてバンド始めましたぁ」とか抜かす少女が出てきそうな予感もある、新世代グループサウンズバンド・キノコホテルでありますが、このマリアンヌ自身がプロデュースした新作は確かに傑作ではありそうです。

GSっぽいバンドの行先は、ネタの枯渇に大きく影響されて案外短命になる事が多いんじゃないかと思いまして、最初はキノコホテルもそうなのかなと思ってはおりましたけれども、なんのなんの当時のGSの残党がそうであったように、アートロック化しちゃって「進化&深化」しちゃったではありませんか。 「風景」とか「マリアンヌの恍惚」とか、すごく笑えるなぁ・・・いい、というか、思わず笑ってしまうんですねぇ。 やるなぁ(w っていう。 そういえばこの2曲は両サイドそれぞれの最後の曲に相当するんですね。 いーよそこまでしなくてもw

それにしても毎回書いてるんですが、キノコホテルってメンバー内だけですべて成立してるんでしょうか。 こう・・・プロフェッサー的な人がアイデアを出していたりするんでしょうか。 さもなくば、若いのに相当なマニアですよもー。

私が後20年、いや15年若かったら大ファンになってたのになぁ。