胸の振子 妻は、くノ一 8

神田明神近く、大通りの外れにいつのまにかできたごく庶民的な飲み屋「浜路」。ほっこりとした女将を目当てに、鳥居耀蔵や同心の原田は常連となり、彦馬も連れられて度々足を運んでいた。追っ手の影を恐れ、彦馬の周囲に注意を払っていた織江は、彦馬が訪れるその店の正体を知る。そこには、思いもよらぬ苛酷な運命が待ち受けていたのだった。ついに静山の幽霊船貿易も始動し、江戸はにわかにざわめく。大人気シリーズ第8弾。

帯見たら「シリーズ累計75万部」とあった。売れてるんだなぁ・・・1巻あたり10万弱かぁ。

さておき、「妻は、くノ一」ももう8巻目。 の割には(意外にも)モチベーションが下がらず面白く読了しました。 こういう言い方はしてはいけないのかも知れませんけれど、1冊の量が少なめだから?なんて。

それにしても松浦静山は些か芝居づきすぎのような気も・・・。