実はこの年齢になるまでバッファローを聴いた事が無かった。 特に聴きたいとも思ってこなかったくらいなので、大体の音楽的傾向は知ってたつもりでしたけど、誰が在籍していたかとか全然知らなかったんです。 んでいきなり聴いて「このギターの音、ニール・ヤングみたいだよなw」とか思ってクレジット見たら・・・ぁぁぁ。
当時の細野晴臣がバッファローに影響され、大滝詠一が「バッファローが分かった」と言ったもんだからはっぴいえんどが出来上がったそうです。 でも、あんまりリンクしないんですよね、聴いてみると。 っていうか、はっぴいえんどの方が格好良いかな、って。
レビューにもありますけど「カントリー、フォーク、ブルースといったアメリカンロックのルーツ」云々っていうのはさすがに私の中には無いので、それで琴線に触れないのかも知れないですね。 良いアルバムですよ。 普通に聴けちゃう。 でも、他人所有のCDを拝借して聴いているような感覚があるんですよね。
Bluebirdが個人的には好き。 やっぱり私はこっち系なのかも。
60年代の後半に興ったウエスト・コースト・ロックの代表的な存在にして、70年代以降のロック・バンドに多大な影響を与えたバッファロー・スプリング・フィールドは、スティヴン・スティルス、リッチー・フューレル、ニール・ヤングという、アメリカのロック・ヒストリーに名を残す偉大なソングライター 3人を擁した伝説のバンド。本作は、彼らの才能と豊かな音楽性がもっとも良い形で表現された作品だ。
カントリー、フォーク、ブルースといったアメリカン・ロックのルーツを正統的に受け継ぐ音楽性を基本にしながらも、ジャズ、ソウル、 R&B、南米民族音楽、クラシックなどのファクターを巧みに取り入れたサウンドは、まさにタイムレスな刺激を聴く者に与えてくれる。20世紀前半の現代音楽にも通じる実験的なアレンジ・ワークをオーソドックスなバンド・アンサンブルに融合させるなど、前衛的な試みも随所に見られる本作は、発表当時はまったく理解されず、セールス的にも低迷したという。まさに、「早すぎた傑作」と言えるだろう。特に<1>(N・ヤング)、<9>(S・スティルス)は、永遠の名曲だ。