空色帽子の日

ストリートロックが「閉じられて」いるものであれば、気持ちの「綴じられた」破片がこんなにも鋭く反映された傑作は無いんじゃないかと思うZELDAの初期の傑作。

ストリート・ロック・シーンから登場した高橋サヨコ,小嶋さちほ,石原フキ,小澤アコのゼルダは今やガールズ・ロック・グループの頂点に立った感がある。ムーンライダースの白井良明プロデュースの下,女の子の感性が音楽を通して引き出されている。

(この後を書くのに連続で電話が掛かった来た。M-3っぽい)

恐らくは曲事にミックスが違いその差が広すぎ、曲調も「ロックっぽすぎ」て、全体的に印象の散漫たるところに、このアルバムの悲しい存在意義があるのでしょう。 前作のファンには最高に良い曲があり最悪な曲がある。 自作に続いてファンになった人にはこの作品に対して最悪な曲を感じ、最高に感ずる曲を見出す。

私は久々に聴いて後者であり前者であり前者であり後者であり。 と、極端に文節を纏めたくなる時軸の怖さがあるんです。 え?わからん? ん、だよねー。

でも、このアルバムには「無人号地・357」が収録されています。 この曲こそが私にとってのゼルダなんです。 この曲は日本のマイナー音楽界の最高峰である「局地的」ファンの為の「局時的」何かしらを...って、今の若い人には理解できない話だろうなぁ。

ヤだね、ジジイの話が長いブログはw