ROCKERS[完全版]

失速した日本のロック・シーンを打破しようと集結した“東京ロッカーズ”と、時代を疾走したバンドたちの軌跡——。
1978年、失速していた日本のロック・シーンを自らの手で打破するためにミュージシャンたちが集結した。下北沢ロフトをはじめ日本各地でギグを繰り返したそのムーブメントは、“東京ロッカーズ”と呼ばれ衝撃を与えた。映画が制作されてから30年あまりが過ぎ、彼らは伝説となったが、今なおその衝撃は色褪せない。本作にはイギリスにおけるパンク・ニューウェーブの中心にいて、今でも絶大な人気を誇るバンド、ストラングラーズが披露した2トラックも収録。

FRICTIONとSS以外は...微妙。 パンクなのかニューウェーブなのかロックなのか、はたまたごっちゃりとした排他なのか、混沌とした感じなんだけど多少ださい。 私が嫌いな「ロック」とは、恐らくこういう方向性を指し示しているんだろうなぁと再確認したところです。

こういうフィルムが記録されていて、且つこの度完全版となってDVDにさえなっちゃうのは素晴らしい事です。 非常に貴重な資料であります。 こういう時代もあったんだよ、と。

それにしても興味深いのはインタビュー部分で、その内容は大した事が無い(レック以外は)んだけど、えっとなんというのか...口調っていうの?しゃべり方?...がねぇ、すごく時代を感じさせて(簡単に言ってしまうと泥臭いんだけど)見応え聞き応えがあるんですよ。 30年前はこういう感じだったのかぁ、って。

私にとっては別の意味で貴重でありました、このDVD。