耳袋秘帖 人形町夕暮殺人事件

前に、耳袋秘帖は5巻でおしまいなのかー?って書いたんですけれども、全然そんなことはなくて、9巻まで出ています。 っていうか9巻も出ています。

南町奉行根岸肥前が不可解な病で寝込むなか、日本橋にほど近い人形町で、夕暮れどきに人が殺された。そのそばに置かれていたのは、不思議なかたちのひとが た(人形)だった。さらに、人形町で殺しが二件つづく—。奇談集『耳袋』を書き記した赤鬼奉行根岸肥前が、江戸に起きる怪事件の謎を次々解き明かす痛快お 裁き帖。シリーズ第九弾。

面白かった。 耳袋秘帖は面白い。 でも、流石に9冊目ともなるとダレてしまう感も否めない。 途中、真ん中あたりで意識が飛んだのか集中しすぎたのかわかんないんですけれども兎に角一気に読んでしまい、気が付いたら終盤にさしかかっていた程、最初と最後以外は読ませます。 が、何せ最初と最後がかったるい。 前巻もそうだった...。

そろそろこのシリーズも終わりなのかなぁと思わせるのでありました。