ハードディスクへの頻繁なアクセス(解決)

2013 年 5 月 15 日

Windows8にしたらCドライブへのアクセスが激増したような気がする」というエントリーで一応の解決をみたかにみえたWindowsマシンでありましたが、実はその後もずっとすごく頻繁にディスクアクセスを繰り返しているのでありました。 アクセスしているのがわかる・・・ゴッ、ゴッっていう・・・ので、Cドライブ(SSD)ではないとわかるのですけれども、さてどうしたものか、E,F,Gドライブのどれやと。

リソースモニターを見ると、圧倒的にGドライブにアクセスが頻繁であると。 GドライブはTEMPにもしているので、TEMPフォルダを開き、更新順にしてみると、

LWSDebugOut.txt

っていうファイルが信じられないくらいの頻度でアクセスしているんです。 しかもどんどん容量が増えていくらしく、確認したら1GBとかになってる。 試みにこれをデスクトップに移動しますってぇと、いったんディスクアクセスがやみ、またアクセスが繰り返されるようになって、ファイルはどんどん膨らんでいく・・・・・これだ、これに違いない。

CDeviceInfoMap::GetDeviceFriendlyName() – !pDeviceInfo – failed m_DeviceInfoMap.Lookup(lDeviceID=: 0
.\DeviceInfoMap.cpp
Line: 313
CDeviceInfoMap::GetPnPId() – failed  m_DeviceInfoMap.Lookup – device ID: : 0
.\DeviceInfoMap.cpp
Line: 406
CDeviceInfoMap::GetDeviceFriendlyName() – !pDeviceInfo – failed m_DeviceInfoMap.Lookup(lDeviceID=: 0
.\DeviceInfoMap.cpp
Line: 313
CDeviceInfoMap::GetPnPId() – failed  m_DeviceInfoMap.Lookup – device ID: : 0
.\DeviceInfoMap.cpp
Line: 406
CDeviceInfoMap::GetDeviceFriendlyName() – !pDeviceInfo – failed m_DeviceInfoMap.Lookup(lDeviceID=: 0
.\DeviceInfoMap.cpp
Line: 313

中身はこんな感じ。 なんかのデバイスを探しているのか、見つからないのでログを吐き続けているかのよう。 ちなみにこれ、1行ごとにもう1回改行してて、すごく見づらいものでしたんで、適宜端折りました。

ググってみると、ロジクールのWebカメラ関連のソフトをインストールした結果、こういうファイルが生成されて、こういう不気味なアクセス(ログ出力)をするそうな。 そういえば買ったよロジクールのカメラ。

解決策は、

LWSDebugOut.txt

っていう空のテキストファイルを作成して、プロパティで「読み取り専用」のチェックを入れて、当該フォルダに上書きコピーすればいいようです。 こうすればログ出力をしようとしてもファイルが書き込み禁止なので何もできない、従ってディスクアクセスも発生しない、ということになります。

そしてパソコン部屋に静寂が戻った・・・


エンドレス・ワルツ

2013 年 5 月 13 日

阿部薫も鈴木いづみもひとつにひっくるめてそんなに興味はなく、観終わった後も特段興味を持つようになったのではありませんけれども、若松映画なので観たっていうきっかけ。

興味はないって書いたものの、だいたいの生涯は存じておりまして、男の方がラリ公でもってラリ死、女の方がその後に縊死、二人には子供がいた、っていうくらいは。 そんな二人の実名小説を映画化したっていうのがこれ。

阿部薫を演じた町田町蔵(町田康)は本人にそっくりなんだそうで、本人をよくしらないのであれですから、あぁこういう人って昔はよくいたらしいよねーって感じで観てしまい、鈴木いづみを演じた広田玲於奈は、この人ってセクシー女優だったのかぁってほどに存じ上げなかったのですけれども、鈴木いづみ(私が映像とかでしってる鈴木いづみ)のヤーなところ(私が映像とかでしってる嫌なところ)が薄くて、執筆活動に勤しむラリ公って体で、あぁこういう人って昔はよくいたかなぁ?って感じで観たのではありました。 死ぬ直前の町田町蔵の演技が、もう、ちょっと・・・おもしろいってゆったらおかしいですけど、あぁ町蔵だなぁって思ってしまってねぇ。

壊れちゃってる人達だなぁってねぇ。

んで、恐ろしいことに灰野敬二がつらつら喋ったり、演奏したりボイスパフォーマンスしたりと大変な映画である事が判明するわけなんですけど、それよりすごいのが、あのフェダインの演奏が観られちゃうんですよこの映画。 それだけの為に観るべきだと、私は世界にそう願うのであります。 いやこれは素晴らしい、素晴らしくて父さん泣いたよ。

殺したいほど、愛したい。

●僅か29才でこの世を去った実在の天才的サックス・プレイヤー阿部薫と、女優でありエキセントリックな小説で一部で熱狂的な支持を得ていた鈴木いづみの過激な愛憎を濃密度に描く。
●実在の人物が実名で登場し、第31回女流文学賞を受賞した稲葉真弓の同名小説を映画化。
●「キャタピラー」(’10)「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(’07)の若松孝二。監督が自らの青春をフィールドワークとして70年代の新宿を鮮烈に描き出した。
●セクシー女優広田玲央名と、音楽、俳優、近年は芥川賞作家としても多才な町田町蔵(康)が実在の人物、和製シド&ナンシーを怪演。
●音楽ファンには、灰野敬二、フェダインの出演も見どころ。

製作年 1995年


聖女観音大菩薩

2013 年 5 月 11 日

巨匠、若松孝二監督が、『愛のコリーダ』(76)の松田英子を主演にメガホンを握った異色官能映画。人間の永遠のテーマである生と死。本当のやさしさとは、思いやりとは、いたわりとは?人々が求めてやまない課題に挑んで、若狭小浜の美しい自然を背景に描くファンタジードラマでもある。不老不死のわが身を嘆き、惜しげもなく男たちに精を吸いとらせる聖母のようなミステリアスな役柄を松田英子が熱演。当時新人の浅野温子も初初しい姿を披露している。

ATG作品だったのかと、おどろく。 そしてDVDがR指定「なし」らしいのにも、おどろく。

ただ、それだけのような気がして。 こう、行き当たりばったり的なストーリー展開はもう伝統芸なので(かえって)評価するにしても、主人公の松田暎子が全くいけてなく、エロスもへったくれも感じさせない素晴らしい演技をしてくれやがり、観終わった後のガッカリ感たるや尋常じゃないです。 蟹江敬三や石橋蓮司なんていういかにも当時な出演者が援護射撃をするも、その前に松田暎子が立っちゃってるもんだから率先して撃たれてるじゃないのさ感がすごいんですよ。 石橋蓮司なんて文字通り「爆死」しちゃってるのによー。

これの前に観た海燕ホテル・ブルーとの関連が言われてますけど、改めてその意味合いで観てみますと・・・ちょっと無理矢理なんじゃないかっていう。 あっちはあっち、こっちはこっちで切り分けて考えないと、共倒れしちゃうような気がするんですよね。

むしろ、若松映画は若松映画以外のなにものでもない孤高の存在だと今一度感じさせる映画でありました。 それが一般向けかどうかは全く別問題なのではありますけれども。


海燕ホテル・ブルー

2013 年 5 月 10 日

11・25自決の日、よりも前に公開されたけれど、撮影は後だったのだそうな。 っていうのはどうでもいいとして、いやどうしようもなくない。 遺作の1つ前の作品ということになるからであります。

箱庭的というか閉鎖的な世界の中で鬱々と展開されるストーリー。 それはメインの舞台になっている島や、刑務所といった表面的なもの以外がかもしだしています。 こう、もううんざりしちゃうくらいの息苦しさ。 そして若松軍団のみなさんがこれでもかってほどに大挙しておくれでありまして、この周辺の作品群の中でも抜群の若松度であります。 音楽は・・・ジム・オルークが武満徹っぽくやってみました、という感じかなぁ。 印象に残らなかったなぁ。

ところでこのヒロインっていうんですか?女性は必要なのかな、って思ってしまったり。 そんなに魅力的でもなく、あんまり意味なく脱いでおったり、消えたり現れたり(これはよい)。 特に、最後の台詞なんかは、本当に必要なのかと。 まったく喋らなくてもよかったのではないかと思うのでした。

若松軍団の人達は、前科者をやらせたら似合いすぎるので封印して欲しいです。

インディペンデント映画界・伝説の巨匠・若松孝二が描くノワールサスペンス

・『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』『キャタピラー』の大ヒットで完全復活した日本映画界の裏帝王・若松孝二最新作!
・日本ミステリー小説界の巨匠・船戸与一によるハードボイルド代表作、待望の映画化!
・ヒロインはCHANEL、FENDI、ARMANIなどパリコレや、UNIQLOなどのCMで活躍するトップモデル片山瞳。 男たちを惑わせる謎の女を、オールヌードの体当たりで演じ切る!

古くからの盟友であり、日本を代表するハードボイルド作家の第一人者・船戸与一氏の原作を映画化した『海燕(かいえん)ホテル・ブルー』。
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』『キャタピラー』『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』・・・とハードな人間ドラマの傑作を連発し、何度目かの絶頂期を向かえている76歳の巨匠が、イマジネーションと幻想に満ちた映像作家としてのもう一つの魅力を余すところなく発揮したのが本作であり、ファンにとっては、『処女ゲバゲバ』『犯された白衣』といった初期の代表作を想起させる、唯一無二の映像作品が完成した! !

主演は、トップモデル・女優として活躍する片山瞳。男達の人生の歯車を狂わせる幻想的なファムファタールをオールヌードを含めた体当たりで挑む。
その他、井浦新、地曵豪、大西信満といった若松組常連の俳優陣が、破滅していく男たちを演じる。

辺境の地での個的な闘いの物語を得意とする船戸与一の異色作。
人間の情念の狂気、男たちの共同幻想が、一人の女によって崩れていく様を描いた同作が、若松の映像によって全く新しい世界に生まれ変わった。完成した作品に色濃く漂うのは、まさに60年代の若松プロが描き続けていた、荒野の中の閉塞感。目の前に広がる黒い砂漠。海。溶岩だらけの山頂。どこまでも広がっているのに、どこへもつながっていない風景だ。これは果たして現実か幻想か。交わされた約束も、心に誓った復讐も、風景の中で朽ち果てていく……。

そんな60年代を彷彿とさせる若松孝二の映像に、ジム・オルークの旋律が奥行きを生み出す。
ニューヨーク・パンクシーンの伝説的バンドであり、日本でも高い人気を誇ったソニック・ユースのジム・オルークは、若松監督作品に参加したいと日本語を覚えたという異色の音楽家。「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」以来5年ぶりのタッグを組む。


砂とアイリス

2013 年 5 月 2 日

研究者の卵、長瀬なぎさ。都会の研究所から、大学の講師、梶谷の呼び出しに応じて砂まみれの現場に舞い戻ってきた──。ときにノーメイク&着のみ着のまま、自由で姿勢正しき女子の恋と発掘ライフ。

よくよく読んでみると、不倫の話なんじゃないだろうか、と。 それはさておきこの話、いきなり始まる感じなんですよね。 最初全然ついていけなくて、ちょっと読みづらかった。 でもすぐなれちゃう。 これは西村しのぶの作品なんだ、って思えばそれでいいんです。

つきつめて書くと、この1巻目は発掘とカブと滝行という、これまでになかったスタイルでありまして、それも「ちょっとついていけない感」の原因だったのかも知れないなぁ。

ただこの作品、2012年1月号〜6月号、12月号〜2013年3月号という、かつてない短いスパンそして直近で(!!!←こう表現したい)執筆されたんで、今の西村しのぶはこうなんだなって、ぼくしみじみしちゃった。 えへへ。

話の筋的にはもう、それこそ私の年齢ではついていけない。 自分がここいらの年齢だったことを思い出しつつ読むスタイルでしか追えないんですよね。 もうこの先ずっとそうなんだろうけど、西村しのぶの作品はもう、読めなくなるまではこのままでいいやって。 もういいや!って決めました。

っておい、私より西村しのぶの方が年上じゃん。