からっぽの世界 タクト・デイズ 

早川義夫が60年代に率いていたバンド・ジャックスの,東芝以前のタクト盤をCD化。

CD化・・・されたのは1998年のことで、やっとこさ買ったという次第というか体たらく。 ジャックスが東芝以前に、タクト電機というオーディオメーカーが抱えるマイナーレーベルからリリースされたシングル2枚をコンパイルして再発したというもの。 以前にLPでリリースされていたものの、そちらは3曲入りだったという。

ジャックスに関してはもう、定本を買わないと何も言えないような感じが個人的にはしていて、欲しいなぁとは思いますけど今やプレミアがたーっくさんついちゃってておいそれとは買えないもんですから、結局は何も言えなくなっているのではありますが、この初期音源を聴きますに、東芝盤とどう違うのかと言われましても、明確には言えないのでありまして、いわばこれ、マニア向け、コレクターズアイテムなのかなぁというところ。 そうそう、ジャックスといえば音源そのものもあれ、ボックスを再発して欲しいところではありますけど、もうねぇ・・・望み薄だねぇ・・・。

内容はお馴染みの暗黒世界で、ここまで暗黒なのは取って返して言えば笑ってしまうほどであり、その点で言えば東芝盤未収録の「いい子だね」が異様に明るく軽やかに聞こえてしまうから不思議。

不思議にジャックスはジャズっぽい匂いがしてて、タクトというジャズ系のマイナーレーベルからシングルが出たというのも、なんとなくうなづけるところ。

それにでも暗い。 真っ暗だ。

シュトルム・ウント・ドランクッ

大正11年、冬。放浪の旅を終えた中浜哲は、旧友、古田大次郎と「ギロチン社」を結成。大企業への恐喝で資金を得ながらテロルを企てていた。酒と色に溺れながら革命を目指す彼らを関東大震災が襲い、さらに大杉栄が、戒厳令に乗じて虐殺され、復讐を誓う「ギロチン社」。最後に嗤うのはピストルと爆弾か、それとも国家か…。

まず、ギロチン社というのは実在していた。 実在していたということでちょいと調べてからDVDを観た・・・のですけど、調べるまでもなかったかな、というところで、90年前の話を40年位前のテイストで映画にしましたよ、というこの映画をDVDで観たのでありました。

話の筋は、申し訳ないけどどうでもいい。 それよりも、どう映像・音像化するかに注力しているように見受けられました。 過剰なSE、鉈割りしたような編集、凝っているのか凝っていないのかわからない(当時より現在までに残っていて、ちょいと古ぼけた感じのものを流用している。これはこれでいいと思う)小道具など、どっかで見たような芸風・・・芸風じゃない・・・でありまして。

寺山ワールドの人が監督だった。

であれば、文句も出ない。 これは寺山ワールドの流れをくんだ映画であって、悲しいことにそれ以上でも嬉しいことにそれ以下でもない。

そもそもが宍戸幸司さん目当てだったから、まぁいいかと。

天井桟敷好きの人以外にはおすすめしません。

携帯電話買った

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携帯電話というかスマホだ。 スマホっていうかSIM入れてないから電話できないからスマや、スマんこった。 とかそんなこんなでAndroid端末を買いました。 HUAWEIのP8 liteという安いやつを。

私はiOSな人間でありましたし、特段iOS端末以外のを使いたいとも思っていなかったんですけど、諸事情によりAndroidはどうだって話になりまして、じゃぁ何はともあれSIMフリーのをSIMなしで、とりあえず実機触ってみてあーこりゃこりゃ、じゃね?↑ってことになりまして、もう買った。 買ったって話なんですよ。 えっと・・・数日前に届いて。 おとといだったかな。 届いてもう奥さん、使い倒していますよ(電話機能以外を)。

なにせWi-Fi頼みの環境だもんで、AirMac Expressとどうしても繋がらないてめーこのやろどうしてくれんだバーカバーカみんな死ね死ね死ね!っていう小一時間を除けば、結局繋がったもんで(仕事場の普通のアクセスポイントとはあっけなく繋がった)あれこれアプリをダウンロードしてインストールしてますよ。 あ、最初にインストールしたのはAvastです。

とりあえずAndroidの流儀に慣れないとってことで、いったんiOSのことは忘れて格闘したもんですよ。 やーAndroid 5.0 Lollipopさん、いいですよ(っていうかEMUIがいいのかな?)。 端末もそこそこに速い・・・のかどうなのか相対的にはわかんない・・・からなのか、いろいろがサクサクで、UI / UX的にも全然問題ないっす。 iOS端末みたいにホームボタンがないんだったら、端末の液晶画面よりも下部分のこれはもっと狭くていいんじゃないか?とか、「戻る」ボタンってこれすごいなとか、そもそもこの「ナビゲーションバー」っていいんだかわるいんだか今ひとつわからないんですよね。 常にこのナビバーがあるせいで、あとステータスバーっていうか通知領域って呼ぶんですか?を差し引いた状態が、全画面じゃないアプリケーションの表示領域になるわけで・・・いや、ナビバーは常に表示されるのか。 そうじゃなければ「戻る」以外の「ホーム」や「マルチタスク」にアクセスできなくなって困ったことになるじゃんね。 やーやーやー(あすか)。

でもまぁ、これはAndroidなんだからいいんだよね。 っていうかLollipopよりも前の、あのベタっと押しつぶされたような大昔のOSみたい・・・Amigaのアイコンみたいに横長な・・・ボタンデザインじゃなくてよかった、Lollipopインストールな端末にしてよかったと思った吉宗であった。

それよりなによりつらいのは、ステータスバーをタップすることで一番上に自動スクロール、っていうiOSでは当たり前だった機能がAndroidにはない事。 ソフトウェアキーボードよりもなによりも(こっちはなんとかなった)、scrollsToTopがないのがつらい。 さんざんばらスクロールしといて、さも当然のごとくステータスバーをタップして「あれ!?」ってなること1日数回なんですよあたしゃ。

まぁねぇ、それでもこれも慣れるかもしれないねぇ。 いいですよAndroid。 格安SIMを挿そうかな。

Mac mini EFI ファームウェア・アップデート 1.8

https://support.apple.com/kb/DL1828?locale=ja_JP

This update is recommended for Mac mini (late 2012) models. This update addresses an issue that may prevent a USB keyboard from being recognized after the system wakes from sleep.

このアップデートは、Mac mini (Late 2012) 機種に推奨されます。このアップデートでは、システムのスリープ解除後に USB キーボードが認識されなくなる問題が解決されます。

うちの環境では、キーボードからのスリープ解除が認識されないという問題があるんだけど、もしかしたらこのアップデートで解決されちゃうんじゃないかと期待を込めて…

葛飾物語

かつて下町の路地で肩寄せ合って暮らした三軒長屋の面々が、それぞれの悲しみと別れを乗り越え、今年もまた、春野家の当主の命日に集う―暗雲たちこめる戦時下から、戦後四十年余りを経た平成の初めまで、時代の奔流の中で逞しく生きた庶民の「昭和」を描く長篇小説。

「昭和か!」とつっこみを入れてそれが成立するのも、昭和が遠いものになって、昭和じゃなくなってから産まれた子がはやアラサーに肉薄するしないのレベルに達してるからだと振り返る時に、すごくやな感じがする。

とはいえ昭和が悪いんじゃなくて、あくまでも昭和に生きた若いころの自分自身が嫌いなだけであり、また翻ると、平成になってからだって当時の自分自身が好きになったかというとそんなことはないのであり…なんていう、ややこしい自己嫌悪があったりなかったりです。

この作品には思う存分昭和が封じ込められており、読み進めるにつれて滲み出してきてしょうがない。 年代(時代)をタバコの銘柄で示すのがなんともさり気なくて著者らしいけど、それよりも「著者らしい」と思うのが、会話、特に女性の話し言葉であります。

「あら、その着物、仕立て直しちゃうの…」

・・・特に女性に限ったことじゃなかったか。 話し言葉全般かもしれない。 この著者の書く、話し言葉がどうにも好きなんだよね。