Parallels Desktop v20 をダウングレードする

つっても v19 にする、ということではなくて。

先日 v20.3.2 (55975) がリリースされました。 的外れで翻訳ですらないリリースノートをこれまではなんの疑問も持たつずに眺めて条件反射的にアップデートをしていたのですが、v20.3.0 アップデートのときにまさかの「Windows 11 のスタートメニューが出ない」問題が発生し、いよいよ Parallels Desktop もアップデートにご用心か!って思っていつつも、思っていつつも v20.3.2 へのアップデートはさながら条件反射でやっちゃったんですよね。

そしたら今度はタスクバーが表示されないっていう不具合に遭遇しちゃったんです。 Parallels あるあるでメニューの

表示 > Windows タスクバーを隠す >Windows タスクバーを表示する

とすることで(そもそも表示されている体なのに「隠す」ってなんだよって思っちゃうけど)再表示させる、っていうのを Parallels Desktop 自体のアップデートや Parallels Tools のアップデート後によくやったもんだよなぁって遠い目をしちゃう私ではありましたが、今回は突然にタスクバーが消えちゃうっていう、もうなんだよこれっていう話なんですよ奥さん!

ということで前のバージョンである v20.3.1 (55959) にダウングレードして治ったらお慰みっていうところなんですが、Parallels Desktop ってダウングレード用のパッケージのダウンロード URL って公にしていないんですよね。

https://download.parallels.com/desktop/v20/(version)-(build)/ParallelsDesktop-(version)-(build).dmg

実際こうだったりするんです。 なので v20.3.1 (55959) のダウンロードアドレスは

https://download.parallels.com/desktop/v20/20.3.1-55959/ParallelsDesktop-20.3.1-55959.dmg

こうなります。

ディスクイメージをダウンロードして開き、中にあるインストーラーを再起動すると、こういう場合はアップデート更新のお知らせが出てきますけど粛々と閉じますってぇと、

こういうダイアログが出ます。 右だと最新版(直前のお知らせのバージョン)になっちゃうので、左の「いいえ、現在のバージョンを使用します」をクリックします。 「現在のバージョン」って意味がわかんないですよね。 自分自身のバージョンくらい記載しておくれよって事ですよ。

ということでダウングレード完了。 なにをしてもタスクバーは表示してくれます。

アップデートの自動確認をしないようにすれば、静かなまま Parallels Desktop が使えます。 そして、どっかでアップデートが出たっていう噂を聞いたならば、

Parallels Desktop 20 updates summary

アップデート概要のページ(英語ページが確実です日本語ページは当てにならない)を確認してバージョンとビルド番号を控えて各自ダウンロード用アップデータのアドレスを作り、ダウンロードするのが吉です。 アップデートをかけて問題がなければそのままでいいですし、問題があればダウングレードすればいい。 そして次のアップデートで問題が起きたら今さっきダウンロードしたものでダウングレードすればいいんです。

付記:アップデートの対義語はダウングレードです。 ダウンデートではありません。 なんだその体力を失いそうなデートは。