Kenny Mann With Liquid Pleasure (Kenny Mann With Liquid Pleasure)

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ノースキャロライナのミュージシャン Kenny Mann が自身のバンド Liquid Pleasure と 製作したアルバムは 1980 年に地元の零細マイナーレーベルからリリースされました。

Private Ultra Rare Funk Soul.
Recorded and released in 1980 in a small local press in North Carolina, it became a Modern Soul Holy Grail.

I can't begin to tell you how many people want this album. The original press is always sold over 1000 usd. Recorded and edited in 1980 in a small local press in North Carolina, it became a cult and a holy grail LP over the decades. 
In 2016 the producer Kon revised “Tin Top” in a edit that elevated it to the anthem of dance floors.

最終的に権利は Kenny Mann が保持しているということで後年・・・つっても 10 年代から段々に再発されたわけで、SpaceArk が好きならハマるかも?的な宣伝キャプションが入っていたとかいないとかで、絶妙(にマイナー)なバンドを引き合いに出すよなぁって私は感動すらしちゃったくらいなんですけれど、そのくらい内容がいいんです。 メンバー全員がボーカルを取れるくらい力量のあるバンドで、バンド形態なのでファンキーな部分は通底していながらも、実はメロウな人たちだったいうことで、スウィートな人たちだったということで、思い入れがまったく感じられない(マイナーならではの)アルバムジャケットからは到底予想できないそのギャップにも痺れます、びりびり。

ただ、その首謀者たる Kenny Mann の預かり知らぬところでバンド名義のオンデマンド CD がリリースされているらしいんです。 Essential Media Group という聞いたような聞かないようなバックカタログ系レーベルからのリリースなんですが、これが実は正規アルバムよりいいんですよ奥さん! とはいえ内容はアルバムよりも前にリリースされたシングルの盤起こしコンピなのではありまして、っていうかそもそも CD 化されたときにここいら収録してくれればいいのにっていう話でもあり、惜しい案件だよねっていうことでもあります。

それにしてもこの CD-R のジャケットは同曲の独盤のジャケットそのものらしいのですが、この中心の女性は誰!?誰なのっ!? と余韻を残しつつこの稿を終えますが、バンドは未だ健在らしいんですよ。

追記:これは 1 年後の 5/9 に公開予定の投稿でした。 日付設定間違えていた・・・

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