Venha Matar Saudades (Carlos Dafé)

Carlos Dafé はブラジリアンソウルの旗手。 60 年代後半より様々なアーティストのもとでコーラスを担当し、1972 年にシングル Venha Matar Saudades でレコードデビュー。 それが Philips からのリリースだったからなのか 1977 年にリリースされたデビューアルバムには収録されず、翌年リリースされた本作でやっとこさ日の目を浴び直すことに。

で、その 2 枚は今や、というか 2000 年に 2in1 で CD 化されたのことで、とりあえずめでたしめでたし。 1st ではアルバムジャケットだけであったブギー化が 2nd にしてやっとこさ内容にも追従されるということで、個人的には 2nd がおすすめ。 以前にも書きましたけれども、ブラジリアンなんちゃらって言わなくてはならないくらいにブラジル系は灰汁が強いので、免疫のない人はそれなりの心構えが必要。 この作品も「お?」とか「お!」とかなるので、あくまでもこれはブラジリアンソウルの人のアルバムなんだって言うことを念頭に(広めに)置く必要があります。

それさえ押さえればハマります。 ブラジル最高。

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