The 15 Classics Of Carlene Davis (Carlene Davis)

私からすれば Carlene Davis という歌い手さんはレゲエ、とくにラヴァーズ・ロックの人だという認識なのですけれども、世間的にはゴスペルの人ということになるらしい。 確かに 1996 年に癌を患ってキリスト教の信仰を強めて以来のアルバム・・・ Vessel あたりから突如としてゴスペル色が色濃くなり、そのかなりの本気度に私なんかは引いてしまうところではありますが、決して内容がよくないというのではなく決してなく、これはこれで全然いいじゃんっていう話ではあれど、レゲエ、とくにラヴァーズ・ロック期が殊の外懐かしく感じてしまう今日このごろなのではあります。 まぁ 1988 年に Jesus Is Only A Prayer Away というアルバムを出しているくらいですし、それがラスタ・・・彼女がラスタファリなのか知りませんけれども・・・の精神にそもそも反しているわけではないのでしょうから、いいっちゃいいのですが。

ディスコグラフィを読むとシングルデビューが 1974 年とのことで、相当なキャリアの持ち主なのですねって驚くばかりですが、1980 年のデビューアルバム以降 CD 化されていないアルバムが多めでもって、今回取り上げた The 15 Classics Of Carlene Davis っていうそのものずばりなアルバムを聴いておくのが手っ取り早いのではあります。 そうじゃなきゃ最初の 2 枚を聴いておいてくれればよいですっていうところで落とせちゃう話。

Tommy Cowan の奥さんなのか、このかたは。

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