White Plains

ソフトロックっていうことであれこれ調べていて、このブログの WordPress 以前の投稿しかない(つかり現存しない)ものがあるよなぁっていう話になりました。 その頃なんですよね、ソフトロック聴き漁ったのって。 だのでロジャニコさんとかあれこれごっそり抜け落ちてるんですよね、今のこのブログでは。

White Plains もその中のひとつで、当時は白黒ジャケットでおなじみの My Baby Loves Lovin’ っていうコンピしかなくて、いやこれはソフトロックっていうよりサンシャインポップだよねーっていう内容で書いていたと記憶しているんですが、今となってソフトロックとサンシャインポップの定義を考えると、意味深いことではありますなぁ(遠い目)。

上記のコンピは正しくはオリジナルアルバムの 2 in1 ではないらしく、どういう経緯でリリースされたのか今となっては不明ながら、例えばアルバムを分けてそれぞれで聴いていみると、1st (1970) が俄然サンシャインなのに対して、翌年のリリースである 2nd はちょっと印象が違うって事に気づきます。 まぁジャケットがアレなんでぱっと見「お?」ってなるのもそうなんでしょうけれど、あんまりサンシャインじゃないっていう。 無論イギリスの人たちなんで日光がどうこうってどうなのかって地域的な話もありましょうが、すごくポップになってるんですよね。 いい意味でのポップになってる。 でもここで尻切れになってることからみても、もうニーズがなくなったんだろうことは感じられるところ。

未所持ですが 2021 年には Collection というコンプリートベストがリリースされていて、これから聴くって人はこれを入手するのがいいかもしれません。 オリジナルアルバムは曲順もオリジナルのままに、そして最後にはボーナストラック。 そして 3 枚目には「その後」のみなさんの楽曲も収録されています。

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