Week-End Loving (Jennifer Lara)

Jennifer Lara は以前に元ネタ探しとか収録元探しをして疲れちゃった記憶があって、その後素直に楽しめなかったものでしたが、この Week-End Loving っていう 2 枚目のアルバムはもともと 1985 年に Black Solidarity からリリースされたものであり・・・またここからややこしくなるんですけど、その後 Jamwax から再発された盤は、オリジナルの裏ジャケットが表に来ており、オリジナルの表ジャケットのスケッチが裏ジャケットになっているという、権利的な問題なのか好みの問題なのか、つったって(オリジナルの)裏ジャケットだってどうだよっていう話なんですけど、Jamwax は表も裏も絵ですよっていうことで納得させたいのかどうなのか。

例によって寄り道してしまうところなんですが、内容はさすが 1985 年。 時代の音がしておりまして、かつ、ラヴァーズ・ロックの流れから漂ってきた当方としてはこのアルバムでまたぞろラバーズロックの流れが外に溢れちゃう始末で不思議。 ちょっと前だったら敬遠しておりましたけど、最近になって素直に聴けるようになった私なのではありました。

レア・グルーヴ~フリー・ソウル好きにこそお薦めしたい極上のメロウ・ミディアム「Weekend Loving」をタイトルに冠した、ジェニファー・ララの1985年作を日本エクスクルーシヴでCD化!ファンキーな「Big Surprise」や、ボビー・ウォマック&パティ・ラベルの特濃デュエット「Love Has Come Finally At Last」の涼し気なラヴァーズ・ロック・カヴァーもすばらしい。ブギー・ファンクとルーツ・レゲエとラヴァーズ・ロックの完璧な融合!

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