The P&P Records Soul/Disco Anthology (V.A.)

P&P Records というと 15枚組だったかのボックスがつとに有名なんですけど・・・15枚組だったよね・・・、きっと信じられないくらいの価格なんだろうと思っていたし(中古だと逆の意味で信じられない廉価だった)、ひとくちに P&P って言ってもディスコばっかりじゃなくてほかの・・・例えばヒップホップとかもごっちゃり混ざって 15 枚組だったらお腹壊しちゃうんじゃないかっていう予感もあって、そういった傾向から鑑みるに、この Soul / Disco と銘打たれたコンピレーションがとてもよいのでありました。

基本的に 12 インチミックスだらけなので曲が長めで冗長気味。 でもディスコなんでそういうものですし、これが BGM には適しているんですよね。 いい意味でお腹いっぱいになれますです。

ところで私、そもそも P&P を知ったのはある曲からなんですけど、それが Oral Caress がアレンジした Charlie’s Angels のテーマなんですよね(リンクしておきます)。 オリジナルよりもオーケストラの使い方が洗練されているんじゃないか?って思ったりして、そういえばそもそもオリジナルは誰なんだろう、誰が作曲したんだろうって調べたら、Henry Mancini なんですよ! テレビドラマのサントラもやってたんですねこの人(そして後日、テレビドラマのサントラ集を発見してしまうのでありました)。

ついでに P&P のリストを眺めてみますってぇと、最初のリリースは 1971 年なんですねこのレーベルさん。 そして先の Oral Caress のシングルが・・・これシングルだったのか!・・・が 1977 年で、1980 年くらいまで会社はあったみたいですね。 っていうか 1977 年のリリースがすごいことになってて、相当気合を入れていたことが見て取れます。 まぁこのリストにしたって完璧じゃないかもしれないのでアレですけど。

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