Nuggets (I & II)

オリジナルの Nuggets がリリースされたのは 1972 年だそうで、やれガレージ系コンピレーションの走りだパンクロックという言葉を最初に使ったコンピレーションだ言われてるそうです。 1972 年編集で 1965 年から 1968 年のヒット目の曲をダブルアルバムに収録したというのはなかなか画期的なことではありますが、画期的というか斬新すぎるのか当時は売れなかったそうですね。 それからしてあちこちで再発され、いよいよ Rhino 管理になってからはオリジナルを遥かに上回る楽曲を何枚ものの LP やカセットテープにして売り、あまつさえ 1998 年には 4 枚組 CD ボックスに仕立てちゃったわけで、敢闘賞はやっぱり Rhino なのかもしれません。

んでもってもうちょっと地域的な幅をもたせた(オリジナルは基本的にアメリカ)第 2 弾を 2001 年に出しちゃったわけで、こうなると怖くさえあります。 最初のボックス化で 111 曲を収録し、次ので 109 曲でしょ。 これならばサイケ/ガレージのオリジネーターはおおまかに網羅できるわけで、もっともっと若いうちに耳にすればよかったと後悔しちゃうの涙が出ちゃうの。

まぁどっかのプレイリストで聴きまくっちゃえばいいとは思うのですが、最初のボックスの CD1 – M1 が I HAd Too Mush Dream (Last Night) だったら、先に投稿しました Children は 25 O’clock にするべきだと思ったんだけど、わざわざそうじゃなくて Vanishing Girl にしたのは優しさなのかしら。 なにが優しさなのかわからんけんど。

先にもうちょっと地域的な幅をもたせた、って書きましたけど、やっぱり Os Mutantes を見つけちゃったからなんですよね。 っていうか 13th Floor Elevators なんかもそうですけど、イントロで「あっ!」ってなるんですよね。 コンピレーションはそれが楽しいんですよね。

でも、The Mops というバンドの I am Hust a Mops っていう曲が入ってるに気づくのは結構後だったりするんです。 結構ほかの曲と馴染んじゃってて、わかんなかったです。 すごいよモップス!

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