Christmas And The Beads Of Sweat (Laura Nyro)

前作『ニューヨーク・テンダベリー』でシンガー・ソングライターとして絶頂を極めたローラ・ニーロが、さらなる飛躍を目指した1970年の意欲作。プロデュースにアリフ・マーディンとラスカルズのフェリックス・キャヴァリエを迎え、マッスル・ショールズのミュージシャンをバックにソウルフルに録音。激動の1970年代を見つめるローラの愛や、怒り、悲しみが歌いこまれた、独自の音楽世界をさらに比類なきものにした作品。

これを書いているのは4/10なのですが、2日前の8日が命日(1997年没、享年49)だったそうで。 Laura Nyro は出産&引退の前と後とでそんなに変わるっていうほどでもないのですけれども、私は基本的に前の方が好き。 というか後は Smile しか聴いたことがないのですけれどもももも。 それにしても Wikipedia がアレなんでちょっとみてみてくださいよ。

1966年に10代でデビュー。1968年から1970年代初頭にかけて「ウェディング・ベル・ブルース」、「ストーンド・ソウル・ピクニック」、「スウィート・ブラインドネス」(以上、フィフス・ディメンション)、「And When I Die」(ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ)、「イーライがやって来る」(スリー・ドッグ・ナイト)、「ストーニィ・エンド」(バーブラ・ストライサンド)などがたて続けにカバーされ、それらはいずれもヒットした。しかし皮肉なことにニーロ自身の最大のヒット曲は、ドリフターズの「アップ・オン・ザ・ルーフ」のカバーであった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AD

太字はこちらでおこなったところでありますが、そうなのよカバーされヒットするほどの作曲家であるのに、自身の最大のヒットはカバー(しかも Carole King / Gerry Goffin っていう)だっていう。 ほんとうにほんとうに皮肉なもんですよね。

その Up on the Roof が収録されたアルバムがこれ、Christmas And The Beads Of Sweat でありまして、邦題は「魂の叫び」。 すごいわけのわからん邦題。

もしかしたら、というかご多分に漏れずというか、Laura Nyro もベストを聴くのが一番手っ取り早いかもしれないですし、今やストリーミングの時代ですんで、アルバムでどうこうっていう話でもないんですが、この次にリリースしたカバー集も良くてですね、一般的にいえばそっちをおすすめするところではあるんですよね。 Laura Nyro はどの作品もいいんですけどねぇ。

このアルバムではこれが一番すき
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