こっちはとっくにCD再発されていたのに、ジャケ買いしそうもない前作が遅れること10年でやっとこさCD再発された Soul Survivors は、アルバムを重ねるごとに良くなっていったような気がしますけれど、３枚しかアルバムはでておらず、バンド名を冠したこれが最後のアルバムだというオチがつくのでもあり。 ちなみにこれ、2003年とか2014年とかの話であり、今最近の話ではござらぬ。
リソースを漁れば1stは1967年のリリースだそうで、ここにアーバンでフィリーなグルーヴを求めるのは無理というものですからそのベッタリしたソウルを堪能するとして、問題の1969年リリースの2ndなんですけど、3rdが早くCD化されたのはレーベルの違いによるものだとはわかっていても、ブルーアイなのにドロっとしたソウルもあればそうじゃないというとっ散らかり感がどうしても拭えず、私としてはどうしたって推すのはこの3rdということになります。
Full Moon の Neil Larsen が参加しているからなのか、やたらに突き抜けたフィリー・ソウルでありまして、いやぁこれはBGMには最適であります。