その夜の雪

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慶次郎縁側日記を読み進めてて、まだ買っていない巻になったので「つなぎ」って感じでこれを読了したのではありました。

慶次郎、ここに登場!
娘を亡くした男、独りで生きる女。ままならぬ人生と向き合う人々の姿を鮮やかに描いた、時代小説ファン必読の傑作短篇集。

祝言を間近にひかえながら暴漢に襲われ、命を絶った愛娘。「仏」の名を捨てて復讐に奔走する父として定町廻り同心・森口慶次郎が初登場する表題作や、妻に逃げられた男と子供を授からなかった女の交情を細やかに描いた「うさぎ」等、ままならぬ運命と向き合う江戸庶民の姿を鮮やかにすくいとった傑作短篇集。

ということで慶次郎縁側日記の第1話が収録されていて、よもやもう一度読むことになっちゃったんだけど、いやはや北原亞以子という人の文章は読んでてとても心地がいいもんですからね、たいしたもんですよ。

そういえば前に書いていなかったかもしれないし、今言ったことをひるがえしちゃうかもしれないんですけど、北原亞以子と小説ってのは時として読みづらいっていいますか、読者を置き去りにするっていいますか、こう説明しづらいんですけんど、ポンと人物を登場させて、だいぶしてからひとどなりを書く、みたいなこと・・・説明しづらいんで例として言いましたけど・・・がありましてね、入浴中にふにゃふにゃになりながら読んでる当方を戒めるんですよね。

それもまたよろしい。