ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを

ザ・テンプターズが映画初主演したファンタジックな青春コメディ。高校生のショーケンは、文化祭の歌謡コンクールで優勝したことを機に、4人の仲間たちとザ・テンプターズを結成する。彼の夢は華やかなステージにはばたくことだったが…。

GS映画の再発もとりあえずここまでのようで、スパイダース、タイガース、テンプターズと、この順番で観て果たして良かったのかどうかっていう話がありまして、なんと申しますかそれでもスパイダースは面白い部類に入るんだなとか、いやそうじゃなくてタイガースもテンプターズもひどいもんだなと申しますか。 そのくらいこの映画は映画としてはひどかった。 映画としてひどいといっても私の場合、他に良いところを無理矢理に探すのが得意なんではありますけど、この映画についてはそれも難しく、もう救いようがないところなのではありました。

ジャガーズ?のもひっくり返るくらいだったけど、テンプターズはもう・・・。

そういえばテンプターズってほとんど聴いたことがなくて、劇中、あぁこれテンプターズだったよなぁって思う程度だったんですけど、それでも聴いてみたら、(意外に素敵な曲だったっていうのの他に)歌い方なのか曲のメロディーがそうさせるのか、スパイダースのマチャアキみたいな歌唱なんですよねショーケンさんが。 んでWikipediaを読んでみますと、なるほどスパイダースの弟分として売りだされたんですってね。 それじゃぁあんな歌い方(まったく似合わない)も合点がいくってものです。 あ、それと、同じWikiで興味深い記述が・・・

当時のテンプターズは女性がボーカルを務めていた。ある日その女性が生理のため出演出来ず、バンドだけでダンスホールに出演していた際に、坊主頭で飛び入りしビートルズの「マネー」を歌った中学生が萩原健一だった。

これは眉唾だよね。 うそ臭いなぁ・・・。

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