「密命」読本

十二巻を数える「密命」シリーズで、これまで語られなかった金杉惣三郎十代の青春を描く中編小説「虚けの龍」を収録。さらに、著者インタビュー「闘牛から時代小説へ」、「密命」の舞台である芝七軒町から大川端までの道のりを現代地図・古地図を併せて案内する「歩いてみた『密命』江戸東京」、登場人物紹介など、「密命」を余すことなく解剖する特別書下ろし文庫。

紹介文で「十二巻を数える」とあるんで、実際には十二巻目を読み終わるとかそのあたりでこっちも読めばいいんでしょうけど、待てなくて読んじゃった。

相変わらず家に居る時、それも朝は出来るだけ本を読むようにしておりまして、それがトイレだったりお風呂場だったり。 パソコン部屋ではパソコンを触りますので本はありません。 こうやってブログを書く時に、その題材を置く位なもの。

お風呂場で本を読む・・・入浴しながら読む本は、「天皇の世紀」の読了後はもっぱらこの「密命」です。 そうそう「天皇の世紀」を読んでいた時も、風野真知雄作品の新刊が出ればそっちを優先し、この「密命」と同じ作者の「交代寄合伊那衆異聞」の新刊が出ればそっちを優先してたんですけどね。

そんな「密命」も、昨日「悲恋」を読了したところ。 どうも去年末に最終巻が出たらしく、ご都合主義的な結末に達して果てたらしいですけど、作者も癌の治療中とのことらしいですからね。 まぁね。

今ね、この作者の単行本が階段に積んであるんですよ。 これをね、入浴中にどんどん読み進めようと思ってんです。 うん、たった今お風呂がわきましたんでね、そいじゃぁこれから・・・