他人暮らし

純花、頼子、サワは33歳。それぞれバツイチ、独身、主婦と立場は違うが、気のおけない親友同士。ある日、両親が遺した一軒家に暮らす純花のもとに、頼子とサワが転がりこんできて…!? 異なる結婚観を軽妙に描く表題作のほか、亡くなった同僚への想いを描く読切り『秋雨』を収録。
【収録作品】秋雨/告白物語

同時に2巻刊行された谷川史子の単行本、2冊目。 こっちはここんところの谷川史子風な感じです。 例の「幼馴染がどうこう」パターンから脱却してですね、こう設定年齢もぐぅーんと上がってですね、いいんですよね。

それにしてもどうして谷川史子を読んでるんだろう。 そもそもはアカネがファンでして、その影響で読み始めたんですけど、(アカネが持ってる・・・多分コンプリートしている筈)全ての作品を読んでいるわけではないんですよね。 でもここのところ・・・2年とか3年とか?は新刊が出れば私が率先して買って読むようになったんです。

それはその、幼馴染がどーこーっていうストーリー構成が見て取れなくなってきてからなのかも知れないです。 まぁあぁいうのは悪くはないんですけど、やれ四十路の男がね、そんなに読んでも楽しめないんですよね。 たまにだったらいいですけどね。

この単行本は、表題作もほっこり読めていいんですが、私は「秋雨」にどきゅーんでありました。 こういう漫画(というかストーリー)もアリなんだねぇ。 こういうの好きだなぁ。