ドアーズ/まぼろしの世界

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夕べ松本で1日だけ上映されたのを観に行きました。 ま、帰りにスピード違反で切符切られちゃったんだけどね。

ドアーズの映画。 しかもドキュメンタリー。 使用されてる映像は全て当時のもの。 それだけで十分に観に行く理由があるっていうのに、なにがすごいってあの「HWY」が非常に綺麗な状態で(部分ながら)観られるっていうんですもん。 生きててよかったよね。

んで観ました。 なんか微妙。

兎に角HWYが恐ろしいくらいの綺麗なプリントで、しかもあれって広角めで撮りまくってるもんだかが映画館のスクリーンで見るととんでもない迫力があるんですよね。 HWY綺麗だった!40年も前の自主制作だとは思えない画質! やっぱりこれは単独でリリースするべきです。

他も「こんなに画質のよいプリントが残ってたのか」っていう映像の目白押しで、私の提唱している「当時のドアーズの女の子ファンの9割は可愛い」説をもしっかり裏付けるところでありました。

が、2点程がっかりな事がありまして。 先ず、ミックスが乱暴というか強引。 映像もサントラ(楽曲)も、無理矢理コンパクトにまとめあげた感が非常に濃厚で、音と演奏を無理矢理に合わせるのはご愛嬌としても、楽曲を尺に合わせて豪快に繋げちゃってるので、元々の曲の雰囲気が損なわれきってしまっているんです。 無論、1曲まるごと使えとは言いませんけど、あぁいうミックスの仕方は興醒めしちゃうんですよねぇ。 それと、字幕が残念。 「カモン!」とかいちいち要らないから(苦笑しちゃったわよ)

もう思いっきりドアーズが好きな人は無条件で観ろ!っていう話でありますが、そうじゃないのであれば、DVDでいいかな?っていう評価であります。 ただ、HWYはもう一度映画館のスクリーンで観てみたいなぁ。