皮ジャン反抗族

何をどうやって期待していいのか、見る前からも見た後も思ったところですけど、取り敢えずはね、森下愛子が出てるから。 まままままま、それにしたって

俺のほうから世間にそっぽを向いたんだ・・・・・・
肉体の中でくすぶる憤りが、サタデーナイトに爆発する!!

この時点で半分くらい「どうなのどうなのよ?」であります。 辛うじて「サタデーナイト」に引っかかる部分はあるけんど、サタデーナイトばっかりでもないじゃん?と突っ込んでみれば撃沈の様相でもあります。 更には

自動車修理工場で真面目に働く新治は、週末にディスコ“アポロン”へ繰り出しては日頃の憂さを晴らしていた。

アポロンじゃなくて思いっきりカンタベリーハウスでねぇかっ!

という感じで一気に大困惑のまま終わってしまう作品ながらも、私が大好きなB級映画の範疇で捉えれば、こんなに素晴らしい作品も無い訳で、且つちょいと昔の東京(多摩方面らしいので郊外的な?)も見られちゃったりで、もう感動。 林ゆたかのバリバリDJスタイル(当時バージョン)も軽薄で興味深いのではありました。

それにしてもディスコティックじゃないメインテーマとか、案外聴き所の多い映画。 一般的には全くオススメ出来ませんが、当サイトにアクセスするようなゴキゲンなチビッコ達には必見だぞ!とだけ申し上げておきたいし、申し上げた後、私はダッシュで逃げたいところでんす。