Mac OS X Snow Leopard でAqua UIが残ってしまう

2009111601
2009111601 posted by (C)padmacolors

Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) のウインドウが不具合を起こすケースがあるようで、具体的にはInactiveのウインドウのタイトルバーやステータスバーがアクア(のように横線が入る)になってしまうというもの。

結論から言うとこれは対処可能で、ターミナルにて

defaults delete NSGlobalDomain  NSUseLeopardWindowValues
defaults delete -g AppleUseCoreUI

として再ログインすれば良いようです。 間違ってもFinderの再起動だけで済ませようとしてはいけません。 この時点ではFinderが起動に失敗します。 かならずすぐさま再ログイン、またはシステム再起動をする事。

なんでこうなるかはよくわかならいのですが、恐らくはカスタマイズソフトで設定したからかと思われます。 特に、Leopardやそれ以前で設定した後、Snow Leopardにアップグレードした事が原因なんじゃないかと思われます。 設定を引き継いだままアップグレードが行われた為、という。

ちなみにわざとこういう風にするには、同じくターミナルで

defaults write NSGlobalDomain  NSUseLeopardWindowValues NO
defaults write -g AppleUseCoreUI -bool NO

とします(しないでねw)。

LeopardやSnow Leopardではアピアランスコントロールの描画について、これまでのExtras.rsrc等の他に幾つかの新しいファイルが追加されており、互換性のためなのかなんなのか、Extras.rsrcを使う事もできるらしいんですねぇ。 ちゃんとは検証していませんが、上記不具合はExtras.rsrcの使用によるものなのかと思います。