サリンが来た街—松本毒ガス事件の真相

テレビ朝日「ザ・ニュースキャスター」取材班、100日の全記録。毒ガス・サリンを「いつ」「どこで」「誰が」発生したのか全てがいまだ謎の怪事件。日本を代表する化学者、医師、法医学者、法律家、軍事評論家の頭脳を結集して事件のナゾを解く。

私は今や長野県民でありますけれども、松本サリン事件→オウムあれこれの頃は東京におり、地下鉄サリン事件なんかは見事に出勤を断念させられたし、ショーコー逮捕の時は小菅拘置所のごく近くに住んでいたんでヘリコプターうるせーなーとかテレビ付けたら「あ、ウチの近所が空撮されてる」とかでありました。

が、松本サリン事件の事はさっぱり。 今でこそ現場に行こうと思えば適当に行けそう(ですし、GoogleMapで簡単に調べられる)ですけど、当時のさっぱりさ加減のままでいる自分です。 けれども、当時の警察やマスコミに対する憤りっていうのは確かにありました。

特に警察の捜査っていうのはもう...。

この書籍は松本サリン事件の起きた1994年の暮れに出版されています(事件は6月下旬)。 つまりこの書籍が世に出た頃はまだ事件の犯人がわからない状態だった訳です。 それでもかなり突っ込んだ取材が行われている事には驚愕しきり。 科白のやさぐれさを除けばかなり引き込まれる内容です。

ところで松本サリン事件と言えば怪文書ですよね。 1994年9月に出回ったと言われるこの怪文書は、今でも怪文書保存館で読む事が出来ます。 こちらもかなり突っ込んだ内容で、思いっきり「オウムだ」って書かれちゃってますね。

...で、それはさておき。 松本サリン事件とかさておき、この怪文書保存館ってインターネットの初期からずーっとあるんですけど、すごく興味深いんですよ。 最近で言えば「国際のりピー語運動に関する宣言」であります。

プリプリダーリンパンピー食いシンボー

おかしすぎて苦しい・・・