何も知らなかった日本人—戦後謀略事件の真相

敗戦そして米軍占領という昭和史の空白期間。そこで何が起きていたのか?帝銀事件、下山事件、松川事件、台湾義勇軍事件…。闇に葬られたはずの謀略事件の 構図が、昭和五十一年、ロッキード事件をきっかけに初めて露見した。特務機関員、中野学校出身者、キャノン機関やCIA諜報員などの証言を生々しく伝える 本書を、平成の現在あえて復刊。

去年末あたりに勃然と下山事件に興味がわき、あれこれ本を読んでいたのでありますが、それにしたってこの書籍からの引用が多いので、結局買ってしまったという。

下山事件そのものもそうだし、他の内容もそうなんだけど、これが事実だったかどうかていうのはもう今となっては再検証のしようもないだろうと私は思いますので、こういう証言があったよとかこういう風に考えてますよとかの結果でこういう事実でしたとと、こういう時期に本として出しまし(たし、この場合では随分と経って文庫化されまし)たよっていう経緯だけ読み取るのが吉なんじゃないかなぁと思うのであります。

そう読むと気が楽だ。