ドーベルマン刑事

実録ヤクザ映画から脱皮を計る深作欣二監督と空手アクションを卒業しょうとする千葉真一が、新しいアクション映画に挑んだ注目作。原作は「週刊少年ジャンプ」連載の人気劇画だが、映画では劇画になる以前の主人公のプロローグ篇として描いている。
45 口径を容赦なくブチ込む射撃の名手、子豚をペットに都会を放浪するユニークな刑事をミスター千葉が動物的嗅覚で“病める都会”を追い詰めていく。高倉健の 「網走番外地」のヒーローをフィーチャーして、ロックフィーリングで放ったビートアクションの新しい波。ファン必携!

原作は全く読んだことが無い。 だもんでこの映画の内容が「どの位に原作とかけ離れている」かは知らない。 それでもこの映画の破天荒さは身に染みて(凍みて)判るし、1977年のエッセンスが余りある程に詰まっているのも判る。

ですから観て良かった!と思うのでありました。

それにしても弘田三枝子が吹き替えるジャネット八田の「マイ・メモリィ」の名曲な事よ! これを聴く為でだけでもこの映画を観るに値する、というのが私の感想です。

オープニング曲もなかなかに素敵。 なんにしてもこの当時の映画のサウンドトラックは素晴らしいものばかりですねぇ。

♪いーつ〜までぇ〜もぅぉーもぉ〜お〜♪のとこまで聴けます予告編!