007 / 慰めの報酬

相変わらず映画館に行って映画を観る機会は少なく、アヲシが産まれてからは尚一層その傾向が進む拙宅なのではありますが、007は絶対に映画館で観るじゃん、って事で昨日(映画の日!)、観に行ってきました「007 / 慰めの報酬」。

前作「カジノ・ロワイヤル」の1時間後から始まるという設定なので、どうしたって前作を観ておかないとどうしようもない。 いや観なくたって大丈夫かも知れませんけれども、観ておいた方がね、いろいろと繋がってるんで数倍楽しめるんですよね。

なんか、あんまり評判良くないみたいだけどこの映画。 私は全然楽しく観ましたよ。

ガンバレル・シークエンスが最初に無いとか、ボンドグッズが出てこないとか、本能的っていうか非情というか救いようの無いパッションが炸裂するボンド像だとか、いろいろあるでしょうけれどもねぇ、これが「新しく」て(若い)ボンドなんだもの。 それにこれ、芸術作品じゃないんで、アクションシーンがてんこ盛りだったって、アクション映画だと割り切ればいいんですよぅ。

逆に、今までのボンドの系譜が・・・なんというか・・・不明になっちゃったのを大きく覆した事こそが評価されるべきだと私は思うんだけどなぁ。