おひとり様物語

ノーチェックでありました、無念! 今日(お宮参りの帰りに)買って今日読みました。

恋物語の名手がオムニバスで贈る切なく温かいリアル女子ストーリー!

「私」が、出れば無条件で買うマンガは西村しのぶ位なもんですけれども、本屋で見かけると無条件で買ってしまうのも矢張り、「私」の趣向なのかも知れません。 とはいえそれは一人でありまして、それが谷川史子。 もともとはアカネがファンだったんですよね。

っていうか西村しのぶといい谷川史子といい・・・・俺って俺って。

困るのが、私自身の話をしますとそもそも「りぼん」派であり、谷川史子といえばもう「りぼん」で乙女ちっく路線の第一人者である訳ですのでぜんぜんすんなりなんですけれども、そっちの話をすると西村しのぶの作品が好きな理由を言いづらくなってしまうんであります。

それはさておき、最近の谷川史子はリリースペースがなにげに早く、気がつくとなんか出ている感じなんですが、以前からの「片思いの彼に気持ちが通じてうれしい、というような話を今までに百回くらい描いて」という作風からだんだんに変わってきているのが嬉しい。 もう私もアカネもいいトシだし、我々よりも年上である谷川センセ(w)だってそうなんだなぁって、そう考えるだけでかなり笑えます。

今回は16ページ完結のショートストーリー集。 流石谷川史子という、なんともいえない素敵な内容でありました。

追記:先日「手紙」という単行本が発売されていたので買って読みました。本来の「谷川史子風」でありましたけれども、おひとり様物語を読んでしまうと印象が薄くなってしまう・・・