Samba Meu Ao Vivo (DVD)

Maria Rita(マリア・ヒタ)の新しいDVDは9月末にアマゾンからも購入出来、買うのにちょっと出遅れた感がありましたけれども、何せここ数ヶ月は公私ともにバタバタしており、チェックしきれなかったのが悔やまれるながらも、遅まきながら購入して観ました。

3rdアルバムを受けてのライブというのと、アルバム毎のライブがDVD化されているというので都合これで3枚目のDVDなんでありますが、段々とゴージャスになっていき、最早中堅なそのステージング、そして3rdの内容がサンバ(!)であるので、なんとも堪えられない内容となっています(Encontros E Despedidasも演ってくれてますし嬉しい)。 そうそう今月来日したそうですね。 どうせ観に行けないし、それよりも本場でのライブがDVDになったんであれば、こっちの方が良いに決まってますしねぇ。

観ていて気付いたのが、アコースティックセットだった事。 全然アコースティックなんですよ。 それもこれも先に書きましたEncontros E Despedidasで気付いたていたらくなんですが、良いんですよね...ステージングと反比例していて清々しい程に。

DVDを重ねるたびに、ラテンおばちゃんになっていくマリアさん。 こちとらブラジル人の多い長野県伊那市(それでも随分と減ったのは、日本国内の不景気、そして派遣会社の現象に因るところなのかしら)なんで、全然違和感なんてなものはなく、逆に親近感すらあるところではありますが、都会の衆がこれを観てどう思うか、みどころだなぁ。

そそそ、そういえば前にも書いたかな。 何年か前に事務所でジルベルト・ジルだったかカエターノだったか、エリスだったかマリアだったかのCDをかけてたら、来客したブラジル人さんがヤケに反応してました。 もし私がブラジルに移住したとしたら、日本のどんなアーティストの曲を出先で聴いて反応することなんだろう...だなんて思ったんですよね。

安いですよ、3000円でお釣りがきますので、もし良かったら、もしブラジル音楽に興味があったらどうぞ。